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2015.5.11 丸和さん勉強会

◆宮城さんニンジン圃場見学

【解説】

■冷蔵庫貯蔵を早めに

今作っている品種はあやほまれ。春のものは早く掘って貯蔵してもらった方が良い。

冬のものも貯蔵は1月までに入れたものと、それ以降のものでは極端な差が出てしまっている。

溶けやすかったり。売れ始めるのは3月とか4月とかなので保管期間がある。

節分を過ぎると霜で木がなくなっているので芽が動き出してしまう。体内の養分を吸って芽だしを行うから。

 

12月に冷蔵庫に入れたらまだ芽が動いているというが、12月20日以降のものは一番きれい。やっぱり木が終わっていない状態だと寒さは来ているが、保存状態が変わる。

温度設定もマイナス0度とか、あるいはコンテナを絶対開けないとかが必要。

 

昔は雪の下だったら絶対腐らないということで、理にかなっている。

凍らない0℃で酸素が無く湿度があれば一番良い。


■水不足について

この時期になって温度が高いので成長する。ということは結局土から養分を吸う。

畑は見てのとおり、上の方は乾燥していて、下の方が湿度、つまり水がある。となるとみなさんの肥料分は上にあるのか下にあるのか、どっちでしたっけ?上ですよね?で、下の方の水を吸っているということは窒素はありますか?無いですよね。窒素が無い水を吸っているということになっている。

  

だから、上の方が養分吸収根があって、下の方は直根だから肥料が無い水しか吸っていない。水が無いから窒素切れ状態が起きている。そうすると栄養不足。ポイントは乾燥している土の上の部分にも水をあげないと、とう立ちのリスクがある。だから、雨が降るのを待ちたい気持ちもわかるが、春になって温度が上がってきたら水をあげた方が良い。あさって降らないと大騒ぎになりますよ(笑)

頭のところにワラビの出だしみたいな葉っぱが出ているが、大丈夫?

→まだ大丈夫だけど、生長が止まってしまうと、とう立ちしてしまう。気をつけないくちゃいけないのは、設計どおり窒素を吸わないと大きさがとれない。その前に水が切れると擬似窒素欠乏になる。そうなるととう立ちが始まってしまう。あとで雨が降ると腐るか割れるか。

(葉が小さめのニンジンを抜いて)本当はこのぐらいが丁度良い。枚数は少ないけど、あるべき窒素をまだ吸っていない。

吸えば枚数はまだ増える。この時期でも増える。それが水が無いからとまってしまっている。

ちなみに、換気不足の人は既に徒長してしまっている。

後半に雨が降れば割れが多くなる。

この土の構造を見てわかるように、上が乾燥して下に水がある。でもあさって雨が降らないと朝一で水をやらないと水不足になります(笑)

 

発芽する時は水は5cmぐらいで良いが、後半になって葉っぱがあると蒸散があるから、その分、水が必要。一番怖いのは硝酸になっていると、パカンと割れたり、腐る。まあこのぐらいの葉っぱであれば多少の硝酸は大丈夫だけど、普通は割れる。


10cmぐらいに水が無いので、もうちょっと早いタイミングで水をやった方が良い。

あいこうを作っていると、黒葉枯れになる。あいこうは弱い。糖度はあるが。樹も徒長しやすい。

ネギなんて、畑が粘土質だから、雨が降らないと土が固まって抜けない。収穫する時は水を撒いておかないと抜けない。逆に雨が降ると風で抜けそうになるのに。

 

ニンジンも抜けないから、水をかけると良い。面積を多くかけると病気が出ちゃうから、潅水チューブとかで抜くところだけ夕方かけて、次の朝抜くとかが良い。

【最近の畑の様子)

H300905。産地廻りレンコン圃場。今年も大風の影響で。

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【更新情報】

【2018/9/9】

 最近の畑の様子に

 産地廻り時のレンコン圃場

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【2018/7/25】

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 載せました。