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2017.5.25 丸和さん勉強会(ジャガイモの初期肥効と冬春の水管理)

◆吉川さん圃場見学

【解説】

■ジャガイモ

(吉川さん)植えるの4月になっちゃった。

→4月!?それでここまで伸びたの?ちょうど雨降ったの?

(吉川さん)いや、そういうわけじゃなかった。

(丸山)前作は?

(吉川さん)前作は落花やって、麦やって、急きょこれになったんです。で、うないこんで、そろそろ曇ったから入れたくなかったけど堆肥を入れちゃったんです。

→もしかしたらストローに嫌なのがついているかも(笑)ポチポチの赤い点々が。

 

→チラチラついているけど、でも大きくはならないだろうね。

1,2,3,4,5.…8個、9個。いい感じだね。もうちょっと窒素あっても良かったかもね。これはやっぱり微生物の量を考えた方がよいかもね。

 

(吉川さん)窒素853を7体、プラス堆肥。

(丸山)緑肥のうないこみはいつ頃?

(吉川さん)年明けてですよね。

(丸山)炭水化物量が多かったのかな?

 

→なりそうなやつが9個。まあまあ。だから窒素が多かったら、15㎏あったら、小さいやつも追いついていたかもね。やっぱり窒素はみなさん控えめなんですね。

要は収穫した時に株を10株ぐらい抜いて全部株下に並べるといいんです。するとでっかいやつが並んで、ガクンとなって小さくなって、またガクンと小さくなる。その比率が2段目まで一緒だったら元肥が効いているという事。 

これで1ヶ月というのは嘘だろうって(笑)ちゃんと茎も太いし、節間も狭いし。まあでも、これ見たら僕だったら来年なら15kg入れます。これは11㎏だから。そうすると2割5分ぐらい木が高いかな。そうすると最後まで同じ大きさ。

(市川さん)あの、徒長しちゃってさ、木が倒れて病気になっちゃうんですよね。疫病にね。

→それは大体、銅不足。クワトロ入れて下さい。あれは病気防ぐ資材ですから。

(杉本さん)朝の霧、少ないよね。

→霧少ないと病気は少ないですよね。でもこの地域は他に比べて霧が多いですよね(笑)

(杉本さん)霧が出てくるとトマトなんかもベト入っちゃったりさ。ジャガイモとか黄色くなるよね。

 

→これわかります?遠いところについているのはでかいんですよ。ところが近くになるほど小さい。

で、これ距離的にいうと遠いんだけど、周りにあんまり根っこがついていないんで養分集められないので大きくなれないんです、上の方はね。木は太くて十分。根っこもしっかりしている。1つの種で芽が3つ出たやつ。でも近くについたやつはだめですよね。

(丸山)アミノ酸量ですよね?アミノ酸量が多ければもっと太くなって長くなって。

→はい。

 

(市川さん)とうやっていう品種は割れちゃうんだよね。初期なんだろうね、治っているから。

→あまり最初に雨が降ってど~んと効きすぎるのは良くない。

(丸山)追肥やるならSGRとか?

(市川さん)SGRうち使えないし。

→432とかね。ジャガイモは本当は追肥は良くない。元肥一発とかね。

あの意外と長期作物と思うけど稲より短いので、生育が。実は短距離走者なんですよ。だから元肥でちゃんと作んないといけない。単純にいうと木がぶわーっと伸びて、止まって、花が咲いて、でもう伸びないので、セルロース分のぶどう糖はいらないじゃないですか。それが全部でんぷんになるんですよ。これがじんわりじんわりじんわりじんわり伸びているとダメ。

(市川さん)このぐらいの葉っぱでいいの?

→この元の葉っぱが本当は大きくないといけないんですよ。

 

あぁ、でも葉っぱの大きさは一緒ですね。均一に効いていますね。だから溶け出しの肥料の出方は一緒。ただ下の葉っぱがちょっと小さいということは、やっぱり寒さ。それはしょうがない。だけどもうちょっと窒素量が入っていればその分だけ葉っぱが大きくなった。

(丸山)逆にもうちょっと時期が早ければ余計窒素分は高めの方がよいということ?

→そう。すると小さいやつが揃う。結局あの小さいやつが大きくなるから何倍にもなるから。

 

これもそろうと思うんですよ。これが親芋、次が親芋で窒素が切れかかったやつ、そして今度は残肥をかき集めてつくってるやつ。

(杉本さん)じゃあ、853が10体ぐらいか

→そうですね。あとはコアギュランス菌の、乳酸菌の培養を丸山さんにやってもらって、そうか病をね。まあ現代農業に何年か前に出たけどね。乳酸菌を使ったやつが長崎長有研が上手くやっていたやつがね。 

(丸山)米ぬかと、コアユーキなんかはSGRかなんかでは酸を増やして、コアユーキエキス、廃液のやつ、焼酎廃液のやつ。

→宮崎なんかで良く出るやつ。あの廃液なんかじゃばじゃば流せばそうか病なんて出ない。真っ白な芋が出来ます。

(丸山)液体なので使いにくいというのはある。

→普及はしないんだけどね。焼酎を蒸留したあとの茶色っぽい廃液なんです。

(丸山)有機なんかでも使える。

(杉本さん)ゴミが入っているだよな。

→あれ、サツマイモの繊維なんです。炭水化物。動噴じゃなくて、水中ポンプででかいホースで走りながらざ~っと流すだけ。口が小さいやつだと全然吸わない。

(市川さん)これ2段培土したんですか?

(吉川さん)1回だよ。手がまわらないから(笑)

(市川さん)吉川さん、草が少ないんだ。

→でも太陽熱毎年やっているんでしょ?全体の種の数減っているんでしょう。だって普通にやったら手でとれないぐらい草が出るもの。 

■人参

→これず~っと水があったんですよ。枚数も多い。12枚。

 

(丸山)葉っぱが多いときってお尻の周りは早いんですか?

→早い。だからこれは窒素を使い切ったという事。

(丸山)春は収穫適期を遅れると痛みがでやすい。

→とう立ちが出る。だからその分、堆肥で窒素をぼやかしておいて、けつまで窒素が効いてくれって。オーガニックだけだとやばい。 

(丸山)その時は堆肥が重要な役割を果たすぞ、と。

【最近の畑の様子)

H301119。産地廻り今年の人参。9月の曇天で例年より丈が長い。

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【2018/12/12】

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 11月の人参を 載せました。

 

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 産地廻り時のレンコン圃場

 の画像を載せました。