■清田さん桃

(押田さん)これなら早どりしたくなっちゃうわよね。

→普通なら落ちるんですよ(笑)

(清田さん旦那さん)なんだろう、原因があるのかな?

→先端伸びているでしょ?もう1回窒素がきているんですよ。止まりかけてもう1回伸びている。

(清田さん旦那さん)あとからもう1回追肥をやったのがいけなかったんだな(笑)

→やらなかったら上手くいったでしょうね(笑)

(丸山)結構、よくあるパターンは、元気が無さそうだな~と思って窒素をやる。

→そういう場合は酢なんですよ。

(丸山)人間も夏バテした時に、ご飯を食べられないじゃないですか?お酢じゃないですか。

→生理的に一緒です。それなのに窒素をやると先端が太くなっちゃうんです。

(清田さん旦那さん)あと先生、黒くなる病気で枯れこんじゃうのが去年は凄くて、今年はまあ減ったのですが、この辺りの木は弱っちゃったんですよ。

→実をとったら出来るだけ礼肥と元肥をやって下さい。

(清田さん旦那さん)こういう枝があちこちあったのが枯れちゃったのですよ。

 

→乳酸菌ね。

(丸山)やっぱり菌の使い方。菌を抑制するための菌が乳酸菌。

わかります?こんなに食い込んでいるんですよ。これ全部枝があったところ。

(清田さん旦那さん)これ、軸が短いという原因は無いですか?

→元肥が足りないと短いんです。それを無理やり大きくするから。元肥が多いところは軸っていうか、保存が効くんです。

絶対太い枝の桃をとっちゃいけない。そこから1本出てついたところの桃が美味しいんです。

(丸山)剪定的にはどうなんですか?

 →こういう枝をいっぱい増やさないといけない。これにならさないといけない。これが来年の葉っぱが多いから、1個に対する葉果比が多くなる。だから美味しくなる。

幹にならしちゃいけないんです。渋くなる。

(丸山)力が大きすぎると言うこと。

→その通り。

(清田さん旦那さん)先生が言われた病気はこれでしょ?

→そうです。これは地面に納豆菌を撒いて飛来を防ぐしかないです。

(丸山)菌は菌で抑制するか。

だからとにかく主軸にはつくんだけど、とっちゃう。出来るだけ分散したところにつける。元成したのであんまり美味しいのはないでしょ?梨も同じでしょ?

(清田さん旦那さん)これでアリンサンデスを3回ぐらいかけたんです。

→ああ、いいですね。

(丸山)それで余計抑えられているんですかね?

(清田さん旦那さん)多分、今年はそれだと思う。たっぷりかけているから下にも大分落ちているから。幹に入る虫も今年は少なくなったね。

(丸山)幹もちゃんと正常化したんだ。

→はい、OKです。

これはあと日が照ったら1週間で全部美味しくなります。

青い晩生のはまだ落ちない。赤らんでいるやつが窒素が来ると落ちます(笑)

とりあえず、梨と同じ実の付け方をして下さい。絶対、主幹に近い方の実はつけない。養分が分散して遠いところからとる。

(丸山)元肥は忘れずに(笑)

(清田さん旦那さん)病気の枝は剪定の時にとった方がよいですか?

→そうですね。まあそこまでひどくないので、大丈夫でしょう。

(清田さん旦那さん)これで植えて4年目です。

→4年!?産地化出来る(笑)絶対、千葉は桃出来るわ(笑)

(清田さん旦那さん)船橋の方の人が桃はすぐ大きくなるからって、間隔を広く植えてくれたんです。

→狭かったらすぐ被っちゃう。これもあと2年で被っちゃう。

(押田さん)よく鳥が来ないわよね。

→いや、もうちょっと甘くなったら来ます。覚えたらもう全部だめになる。本格的に美味しくなるのを待っているんですよ。袋かけないとまずいです。2~3個つっついても袋はやぶれないとわかるから。

(丸山)長野は寒いから4年じゃ成木にならない?

→ならないならない。だからここは向いていますよ。

(丸山)桃って暑い方が味が乗る?

→もちろん。暑くならないとこんな早い時期に出せない。

しかし、大変だな、剪定が。日陰を作っちゃいけないんで。

もし僕がやるんだったら、一番下の枝は全部落としちゃう。腰高ぐらいの高さじゃないとやりようがない。そうすると樹勢が強くなるので、逃がすところを作っておかないといけない。

で、もしかするとこの上に真っすぐ上がっているのを予備枝にするかもしれない。

(清田さん旦那さん)この上に真っすぐ伸びているやつね。

→立枝で斜め30℃が良いんです。

(丸山)それで実がなって少し傾いて。

→そうそう。そうすると取りやすいし作業しやすいし光を全体に浴びる。

(丸山)やっぱり光なんですね。

(清田さん旦那さん)なにしろ、芯の周りは明るくしないと。

→やっぱり、他の果実と比べると取る時期が早いので、それだけ日当たりを良くしないといけない。

(丸山)回っていかないんだ。しかもあの糖度で。

(清田さん旦那さん)周りの人は、あの甘いのは肥料が違うんじゃないって。

→そうですね、化成を使うと渋くて食えない(笑)これは夜来て食べたくなる(笑)

これ照ったら1週間でガラリと変わりますよ。

OKです。

■清田さん 梨

(押田さん)薄いね、うちの何分の1ですかね。

(清田さん)これはね、成らしたら本当に紋葉であれして、無理出来ないの。

→ここは堆肥は撒いているんですか?

(清田さん)1反で14~15袋。

→地元でもっと安いところがあればね。

(丸山)都会ですからね~。

→堆肥をきちんと撒くと、病気に凄くかからなくなるんです。

(丸山)逆に空いている畑があれば、緑肥なんかをやって、それを踏み込んで堆肥化して。

→東部農林の堆肥が1トンぐらい撒けば、全然変わるんだけどね。

(丸山)トン単位で欲しいですね。

→まあ、大丈夫です。今のところ大きな問題は無さそうなので。苦土がちょっと足りないという感じですが、大丈夫ですかね?

(清田さん)キーゼライト、反2体。

→あっ、やっているか。じゃあ、今からか。日が照ってくると急に暑くなるから。

(清田さん)本当はこの時期にあと1体ぐらい使っているんだけど、雨の日が多くて。二次伸長始まって、いつも苦土とハーモニーシェルとオーガニックを必ず少しずつ少しずつ。

(丸山)逆にこの天候でそのパターンなら、オーガニックを抜いてカルシウムと苦土を入れて。そうすると伸長する要因の窒素が無いんで。

→その分、しっかりします。

(丸山)逆に雨が多くて炭水化物量が少ないんで、苦土と石灰入れて、少しでも炭水化物量を増やす。

(清田さん)じゃあやってみます。

→あと、やっぱり秋に撒いた方が良いですね。最初の1葉目が苦土が良いんです。

(清田さん)秋はやっていないか、オーガニックだけだ。お礼肥えの時は。

この元葉が実は苦土欠になっているんです。

(清田さん)結構、落ちるんです。

→これになると結構、病気になりやすくなるんです。ここ見ると、枝の最初の葉っぱはポロっととれるんです。これが病気になりやすくて、これが苦土欠なんです。

(清田さん)蒸れたのか思っていた(笑)

(清田さん旦那さん)特にこの辺が今年は良く落ちた。

→去年とれているんです。とれた枝が、とれた木が逆に痛むんです。でも、前よりは減ったでしょ?この黄色い葉っぱは?

(清田さん)減りましたね。

→もうちょいですね。だから恐らく秋に少なくともキーゼライトを3体ぐらい、葉っぱが落ちる前に。

(清田さん旦那さん)秋が少ないんだね。

(清田さん)そうだね、元肥えでは入れているんだけど、秋には入れていなかったかもしれませんね。オーガニックだけかも。

(丸山)特にお礼っていうことからすると、梨も結局、中に実が入るので、そう考えると、中に入っている養分、特に種だったら苦土なんかも確実に入っている。

→だから、元肥でやったやつも実の方に行っちゃっているから、だから来年の最初の葉っぱの苦土が足りなくなっている。それを前年度のお礼に入れておかないと間に合わない。

(丸山)曇天の時の窒素と炭素のバランス、あとは収穫量にとってのミネラルの持ち出したのか残っているのか。押田さんのキウイのようになっていなければ、基本的に持ち出し量は少なくなるんで、という部分で、バランスを見ながらがポイントになるのかな。

(押田さん)苦土過剰だからという事で今年は入れなかったけど、そんなの関係なく入れなさいってことだよね?

→大丈夫でしょ、押田さんのところは入れなくて。無駄な金を使わない方がよい(笑)梨は終わりでしょ?

(押田さん)梨は終わりだけどキウイも同じだからとおっしゃったから。

→ただ、キウイはめっちゃめちゃ硫黄が好きだから、硫マグじゃないと駄目。

(丸山)キーゼライトなら入っている。

(清田さん)徒長枝が少ないのが気になる。

→春から出る枝は、絶対に秋肥なんです。秋肥がないと、絶対数が足りなくなるんで。だって春にやったらもう力が無いじゃないですか。春にやっても間に合わないでしょ?だから秋に地面の中に沈めておかないと。それを吸うから春にドーンといくんです。それが本当の意味の元肥なんです。

(押田さん)それは葉っぱのある時にやるのね。

→それは礼肥。実をとったときにミネラルも一緒にやる。で、元肥えは窒素だけなんで、853なら853を落葉1~2週間前にやればよい。

(押田さん)キウイは元肥えと礼肥は一緒でいいのでしょ?タイミング的に一緒になっちゃう。

→はい、一緒でいいです。

(清田さん)ここが紋葉の酷い畑だったんです。

(参加者)全然見えないですね。

(清田さん)ほとんど全部治ったんです。普通じゃ考えられない。

→木が赤くなっていた(笑)

(丸山)こんな暗くなっていなかったものね。

→園が明るかった(笑)

(清田さん)考えられない。幹も全部色がおかしくてね。赤茶けていてね。

→もう終わったってね(笑)

(押田さん)紋葉を治せる家は無いんだって。本に載っても良い、この人(笑)

→本に書いても「時間とともになんか治っちゃったって書くしかないでしょ」(笑)

(清田さん)でも絶対あゆみの会の肥料とかいろんな影響が大きいと思います。

(丸山)さすが小祝さんのご支援の下。

→人間だってそうじゃないですか、良いもの食べていたら病気しない(笑)

(清田さん旦那さん)一番あれなのはこれで、病気で。これが徒長枝が出るようになってびっくり。

一昨年は花もうんと減らしたんですよ。そうしたら芽が出始まって、徒長枝も出始めて復活してきたんです。

(清田さん)あの地面というのもすごく影響していえると思うんですよね。昔は肥料を吸い込む力が無かったと思うんです。これが少し柔らかくなってきて、だいぶ食べれるようになってきたんだと思うんです。

→木の色も全く赤みがなくなりましたものね。昔は夕焼け色でしたものね(笑)

(清田さん)本当に雨が降ると真っ赤でね(笑)

→灰色になっていればもう大丈夫です。ちゃんと免疫力をつければ治るんです。人間もそうですけどバランスよい食事をしましょう。はい、OKです。

(清田さん)丸山さんに買ってもらった計器を埋め込んでいるんです。色が変わるともう一生懸命水を撒いて。

(丸山)路地では珍しいpfメーターを刺してもらっているんです。

(清田さん)あれは良いですね。

(参加者)20㎝ですか?40㎝ですか?

(丸山)そうすると、40㎝の価値観がよくわかる。20だけいい加減にみて、40まで影響をしちゃうと20まで戻すのが結構大変という事がわかるし。

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