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2013.5.16 山武グループ勉強会

◆座学①「根こぶ、センチュウ、日照り対策など」

◆窒素量と収量など

◆島田さん堆肥場見学

◆春ニンジンの生育、用水の問題

◆座学②「まとめの講義」

 

上記のテーマで圃場の見学会や座学を行いました。

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◆春ニンジンの生育、用水の問題

【現象】

■ニンジンの甘くなるポイント

長いし、葉っぱも9枚。12枚までにはもう一歩。

また土が固い。

この時点で糖度9か10ある甘さ。
ガット大きくなっているところは肥料が多い。ただ大きな問題は無い。

 

一部、強い雨があたっているので土が割れてしまっている。普通はふかふかだが、土がせんべいみたいになっているところがある。

 

ハウスは相当枚数が多く、葉が12枚ある。
葉っぱが短い。この距離が長いと糖分を使ってしまう。葉っぱの位置が低ければ糖分が根にたまる、だから甘い。

温度がなければストレスで伸びない。長いと収穫しやすいが美味しくない。

あんまり過保護にして暖かくしているとす~っと伸びてしまう。寒くてストレスがかかると茎のところがギュ~と伸びないで葉っぱも伸びなく、真ん中の成長点だけになるから葉っぱの枚数が増える。暖かいと茎のところ全部が伸びてしまう。

 

<ピーマンについて>

ピーマンの樹を小さくして実を大きくするのはどうか?・・・

→ありだが収量がとれない。節間を短くすることはできる。ストレスをかけるために早めにトンネルをはがす。

徒長性がつくがどっちにしろ最後は伸びる。最初の頃は過保護にしないと芽数が増える。そうするとどっちにも振ることが出来る。最初にやると芽数が増えないで伸びちゃう。

■窒素量と収量

ニンジン「彩誉(あやほまれ)」について

→千葉県の指定品種で、作りにくくとうだちする。ただ窒素多くしてあげればかなり美味しくなる。
窒素は797で5体ぐらい、7kgぐらい?→1.5倍ぐらい入れたほうが良い。葉っぱは10枚・・・止まりかけている。

 

ただ、意外と窒素濃い、つまった感じに見える。恐らくニンジンが見た目より重いんじゃないか?

 

愛紅について

→葉付きニンジンはもう大きい。

こちらは、窒素が少ない、14とか13。
1-3圃場、もう少し窒素入れたほうがよいかも。肥やしやって太陽熱やって播いている堆肥の窒素の量が冬に入ると違う。

24年12月、トンネルニンジン、13,68が窒素、つくば堆肥が120kg、853が140kg=7体、ペレット4kg、残肥が0に近くて硝酸体窒素は1。合計が13.68で、微量要素が鉄10kg マンガン5kg、クワトロ10kg→ミネラルの不足は全く見られない、窒素が2kgぐらい。つくば堆肥を少し増やしてもらうぐらい。

 

春ニンジン、反収3.5トン。昔は普通に作っている時は4~5トンはとれていた

→宮城さんのところは堆肥がメインで、後初期成育で853を3~4体入れている。菌体がついているから窒素を大目にあげている。18kgぐらい。

 

逆に、少しここも多めにしたほうがよいかも。ただ、初期トラブルが多いと収量がとんでもないことになる。●●さんは18kgトライやって、お米で反当たり15~16俵とるが、窒素成分で15~16kg入る。つまり普通の2~3倍入る。そこでコントロールするのは、初期成育と株つくり。初期で窒素をいかに消費するかがポイント。


ニンジンであれば、発芽して最初出てくる葉っぱから次々と葉っぱ転用にもっていく。そのためには水をきらさないこと。

宮城さんのところは、昨年はここでいいだろうというところで水を切らせたので窒素がとまって、その後雨がふって、窒素がバンバンきいてしまった。

 

スプリンクラーを回して十分潅水をしていたネギ畑の隣のニンジンは大丈夫だったが、水がきていなかった他のところは二次成長して首元から伸びるのでだめだった。いかに初期成育をもっていけるかが勝負。12月に撒くのであれば問題ない。春ニンジン、5トンとりましょう。

 


こっちは土が割れていない。土の表面が膜の板になっていない。

そうなっているところは堆肥系が不足し、そうすると板になりやすい。

ここも収量5~6トン目指して欲しい。これだけ根が下に降りるならそのぐらいいける。

 

結局、収量は下の長さと太さの充実。これだけ根っこが入るなら太ればいく。初期成育の葉っぱの転用があれば、あとは水の問題。

 

■用水の危険性

用水は危ない。用水を撒いたとたん、病気で全滅というのがある。

あるところで何をやっても駄目で、色々調べた結果、用水がどぶ臭く、それを顕微鏡でみたらものすごい状態だった。


うちのメインはネギですが、10月ぐらいだめになる。田んぼが終わったあと灰色カビ病の菌がうじゃうじゃすることがある。利根川の末端の用水つかっています・・・

→用水の問題でしょう。

 

用水は怖い。臭いをかげばわかる。その病原菌は、納豆菌でも役に立たない。対応策は紫外線。蛍光灯あるでしょ、それを水槽の中にいれてエアレーションを入れてそれで菌を殺す。

 

ある人はオゾンでやっている。オゾンは残ると作業する人の肺がやられてしまうが、オゾンだったらタンクで1時間で終わる。お金かからないのはオゾン。蛍光灯の紫外線は結構電量を食う。オゾンは触れたら一瞬で殺菌できる。

 

用水の水は、田んぼを使わなくなると水の量が増えるから色々な泥が動く。その泥にまじっていろいろな菌がその時期に動く。

 

用水の水を普及所にもっていって菌とか酸素要求量とか見てもらう。

 

腐れ水だとまぎわのネギの根っこのところがやられて茶色くなる。春ごろ斑点が出来て溶けていっちゃう。ネギはじんわりくる。葉っぱに菌は残らないで、ゆっくり落ちて下の方にくる。納豆菌などきかない。硫化水素が発生しているから菌が死んじゃう。

 

うちの方では天竜川の用水でも使わない。農協も川の水は使うなと言っている。顕微鏡でみたらぞっとする。

 

腐れ水を使うと養生処理も無理。硫化水素に酵母菌も殺されちゃう。水がきれいだとエサがないから菌は繁殖できない。にごっていると有機物がエサになって菌は繁殖する。川から流れてくる水は生活雑排水が半端じゃない。下流であるほどまずい。水に酸素も全く無い。とにかく用水は注意。

【最近の畑の様子)

H300724。水稲勉強会2。

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