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2014.5.14 丸和さん・宮城さん勉強会

◆山崎さん馬糞堆肥場見学

【解説】

■理想の馬糞堆肥の状態

温度が80℃あるのにも関わらず、蒸気やアンモニアの匂いがせず、チョコレートのような感じでねばねばもあり、繊維が良く分解してある。これは馬糞特有の微生物の働きで起きている。

これだけ温度があればアンモニアの匂いがするし、蒸気が出ないとおかしい状態なのに、蒸気やアンモニアが出ていない。しかもねばねばしている。それは馬糞を使っているから。

 

チョコレートのようなのは団粒を作りやすく、セルロースが糖化している証拠。これが土が軟らかくする。新しくてもこれだけ繊維が分解しているのはすごいこと。種菌として取って置きたいほど。

 

馬糞にいる菌で90℃ぐらいまであがるけど、嫌気発酵だから逃げない。べちゃべちゃだけど熱い。甘っぽい匂い。加水分解が始まっている。

 

馬は胃腸で繊維質を糖に変えている。それが糞に出てきている。分解が凄い早い。今の状態はベストで、注意点をあえていえば、これ以上水を入れるとべちゃべちゃになってしまうこと。

 

エアレーションもいらない。これがどうして出来たのか、きちんとエアーの回転数を数字で計り、具合を手で覚えておいた方がよい。

 

ちなみにこのタイプの堆肥はドンドン二酸化炭素と水蒸気で無くなっていってしまう。馬糞の堆肥はセルロースの90%ぐらいを10日ぐらいで分解しちゃう。どんどん目減りしちゃう。

 

■堆肥のPHと野菜の抗酸化力

堆肥がアルカリに傾いていると腐りやすい、酸性に傾いていると抗酸化作用が高く、抗酸化力が高い野菜が作れる。

 

この堆肥のPHを計って酸性に傾いていたら、硝酸が基本的にあがらないで本当に凄い野菜が出来る。技術革新が出来るし、来年のオーガニックフェスタにも入選できるかも。光合成だけではそんなに抗酸化力がある野菜は出来ない。

堆肥が酸性に傾いていたら、硝酸もほとんど出ない。

 

他の人は、この堆肥と混ぜると良い。自分で馬糞堆肥を作るのは、今の自分の持っているものを崩すリスクもあるから、この堆肥をもらってきて自分のものと合わせて実験した方が良い。

【最近の畑の様子)

H301119。産地廻り今年の人参。9月の曇天で例年より丈が長い。

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【更新情報】

【2018/12/12】

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 11月の人参を 載せました。

 

【2018/9/9】

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 産地廻り時のレンコン圃場

 の画像を載せました。