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2015.1.31オーガニックフェスタ 小松島市現地視察

◆(有)樫山農園のトマト圃場

トマトは溶液栽培で行っています。

スーパードライを絞ったゴミを備長炭とかで酸化したモルトセラミックスというものを使っています。普通の培地なら1ℓ何十円ですが、モルトセラミックスは1リットル800円。ハウスに入れるだけで何千万、世界でここだけだと思います。

 

ただモルトセラミックスの特徴があります。ロックウールは2年で腐ってきて産業廃棄物で処理するとお金はかかりますよね。モルトセラミックスは13年で1回も変えなくて大丈夫なんです。13年でトントンで、これから回収していくことになります。

 

上にのっているキューブはロックウール素材で、そこにセルトレイで育苗した苗を入れます。

 

品種は桃太朗ファイトを使っています。

大玉で200gぐらいだが、ストレスを与えることで、糖度を10度を目指して生産しています。

ハウスは日射、温度、雨量などデータをもとに、自動で動いて、気温が下がり始めたら保温カーテンがされたり、風上で風速5メートル以上きたらそこが閉まり始めるといったもの。ハウスの管理に手間は使わないようにしています。


今、西日本は逆巻き病というのが流行っているので、黄色い粘着テープで抑えています。普通は通期で1年間で32回消毒しますが、8回で済みます。


■トマト選別場見学

バケツにトマトのへたを下に入れていきます。1時間に1.2万玉の処理能力があります。バケツの底に穴があり、白いボックス内でハロゲン光があたり、糖度と酸度を測る仕組みです。

その後、表面積をはかり、トマトのモールドに入れていきます。

うちは0.8~1.3kgまで幅があるのですが、入り数は一緒でやっています。


選別基準としては、糖度10度以上、酸度は1%を超えると外します。

糖度が高いから美味しいというのは間違いと思っていて、含有しているアミノ酸の旨味や、糖度と酸度のバランスが大切だと思っています。糖酸比が10以上、できれば15以上が良いと思っています。

10度以上のものは珊瑚樹という箱に入れるのですが実は1箱100円します。

高いのですが、こうやって東京やオマールえびやワインの輸入業者に納めて、東京の4000店のレストランに配られています。

小売価格は1kg3300円~4500円、無茶苦茶高いですね。卸単価は2000円ぐらい。市場でも仕入れが1kg2000円。

儲かりそうに聞こえるが、220gになるトマトを100g、時には50gと収量を抑えるので、普通のトマトより3倍とっても、儲からない。儲からないが、ブランドでもあるし

トマトがあることで人員の確保が年中出来るので、これを基盤に広げていこうと思っています。

■農機具見学、その他

1日2町半処理する。

お米の出荷は農協はちょこっとで、直接販売するのがほとんど。


人材の確保については、先行投資という考えで最初はあまり気味になった時もあったが、今は足りないぐらいです。去年ぐらいから優秀な人材確保ということで、基本給が13万で、そこから能力給というのがあって、1級から40級まであって、1級2000円きざみで、40級になると月額8万円、役職級最高15万円、がんばれば36万円持ち帰れるということにしています。

また、決算書を全社員公開にしていて、営業利益の10%を業績報酬として分配するという話をしてあるので、この4月には新卒が3名来てくれている。

新卒は全くの素人で、農家さんだと固定概念もあるので、真っ白で若い子の方が長く続けてくれると思います。

【最近の畑の様子)

H300905。産地廻りレンコン圃場。今年も大風の影響で。

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【更新情報】

【2018/9/9】

 最近の畑の様子に

 産地廻り時のレンコン圃場

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【2018/7/25】

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 水稲勉強会2の画像を

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