2015.5.12 本庄勉強会

◆菅野さん玉ねぎ圃場見学

◆今日のまとめ1

◆今日のまとめ2

◆今日のまとめ3

 

上記のテーマで勉強会を行いました。

ご覧になりたい項目をクリックすると、詳細ページに飛びます。

 

◆今日のまとめ3

この野菜が出来たらね。今、なんで日本はTPPを急いでいるかわかります?普通は農政が大反対するんです。だって外国の野菜がどんどん入ってきてしまう。農林水産省は入れないですよ。農業に人が入ってこないんで、海外から税率を下げて食料を入れないと、日本人は食料不足になるんです。農水だってそんなことがわかっているから、農水だってつぶされちゃうかもしれないけど、仕方ないと思っている。何の抵抗もしないんです。農家がいるから農水省があって、農家がいなくなったら自分達がいらないという覚悟が出来ているから。

しかし、海外の農産物でここまでの資料を作っているところはどこもないから。ということは、日本人はここまで勉強できる余裕があるんですよ。なぜかと言うと、少なくとも中学、高校というところで、覚えているかどうかはさておき、人間は一度聞いたり見たりしたことを理解出来る、わかっているんで、僕みたいな人間がもう一度すり込みをきちっとしてあげるとちょっとわかるようになる。

じゃあ、こういったことを中国やマレーシアやベトナム行って出来るか?彼らは教育を受けていないから、これが初めてのことだから頭がまわっていないんです。水素がHって何?Nって何?という世界。だって、肥料なんてベトナムに行ったら、窒素肥料なんていわないですよ。赤色で黄色のストライプ入った肥料が、これがいいんです、あれを使ったらよかった(笑)ちょっとまて、というところで講義をして、といわれても、言語ではなく彼らが窒素とかリンとかわかっていない。困っちゃう。

 

でも、日本はこういった状態で、そういった世界で対応を求められるんであれば、間違いなく農薬の規制から何から絶対有利。だって他では作れないもの。

 

子供らが大きくなった頃の世界やめちゃくちゃになっている可能性があるし、そういうのが嫌だったら、自分で作るしかない。それには、皆さん、頭を鍛えないといけない(笑)

 

この人口割合は現存する農家の数。じゃあ、この農家達がこの小難しい有機の世界に入ってこれるか?というと、農薬や化学肥料を使っている人達はなかなか。なんで私が作っているのがまずいのか!と言い返されちゃう。となると、ここに新しい農業人口を作るしかない。

 

もう、これしかない。「知識、技術を身につけた農業技術経営者、優秀な人材を生み出すこと!」

これが日本中に出来たらどうなる?凄いですね。

間に(株)BLORersという生産者団体をフランチャイズで作って、資格をもって、自分で出資して株主になると、銀行から貸付をしてもらえる。そういったネットワークを日本中につくって、通信でみんなで情報交換をする。で、農家主体で出資してレストラン、観光農園、直売所を作って、自分達で作った組織で自分達に利益を戻す。

そうすると、地縁・血縁の後継者でなく、消費者を将来の後継者にする。

農家で土地を持っている人がやらなくてはいけない、という法律は無いので。地主が農家をやらなければいけないという法律は無いので。

で、そこで経営に成功すると、みんなここもここもと貸すから。なぜかと言うと耕作放棄地は宅地並み課税だから(笑)作物作っていなかったらそれでアウトです。ダミーで作っているところも全部ダメ。だから、貸さざるを得ない。

日本の国民の食料を作るという義務があるから、その見返りで税率を低くするというものだから。

これから追い風です。お互いが技術をもって、ライバルになって、値段の崩しあいになったら、、、(笑)なので、そういった技術を持った人達が同一組織でフランチャイズになれば、独禁法に引っかからない。なぜなら、自分達の出資した会社だから、自分達で値段決めても大丈夫。ガストだってどこにいってもハンバーグステーキの値段は同じでしょ(笑)

また、一緒の組織になるとメーカーに対して団体交渉が出来る。今まで農協を通していたのを、この組織を通じてメーカーに折衝する。


本当はJAとかはJAPAN AGRICUTUREではなくて本当はJAPAN ALIANCE。だって連合なんだから。本来は、組合ではなく自分達で作った組織だから連合。あるいはJAPAN AGRICUTURE ALIANCEでJAA。


でも、この組織は生産者が自ら100%出資して出来ちゃったんです。生産者が選んだ社長をそこに入れている。社長が出資をして作ったんじゃない。あとは、生産者を育てる。フランチャイズを日本中に広げる。放棄地がたくさんあるから、1箇所が成功すれば、化成でやっている農業法人にも支店でここに出してくれないか、とすぐ言える。成功しているから。どんどん塗りつぶしていって。というのが目論みです。やるしかないな、と、生産者にこんな勢いに減られたら。自分の生活が無いんで、どんなものが入ってくるかわからないので。だから若手層にフランチャイズで農業人口を上積みするしかない。そこにはワーカーではなくリーダーが欲しい。観察、判断、決断が出来る人が地域にいれば、ワーカーは誰でもいい。人材育成が大切。だから私はこれに集中している。


(丸山)そういった意味では、今回、菅野さんの圃場見させて頂いて、問題かな、と思われるところは、来年の玉ねぎといったら、太陽熱処理をするといったら、もう・・・


(小祝)どっちにしろ鶏糞をベースにするんだったら、今から鶏糞を玉ねぎ畑に撒き直して、ソルゴーを作る。ソルゴーだったら、体の中でCOOHを作れる。


(質問)ソルゴーを播く前に、鶏糞を入れる?


(小祝)はい、ソルゴー用に肥培管理して、そのソルゴーを夏の終わりにすきこんで、玉ねぎの設計のものを入れる。


(丸山)分析とかは?


(小祝)ソルゴーをやる直前にやる。で、玉ねぎの場合は、ソルゴーの後にすぐには出てこないから、残存肥を抱える。


(丸山)で、そこに足りないものを入れる。


(小祝)で、ソルゴーはじわじわと効いて来る。


(質問)鶏糞じゃない肥料は、ソルゴーをすきこんだ後に、一緒に入れる?


(小祝)一緒。


(質問)定植機の機械を見て頂いたときに、一緒に堆肥が積んであったんですけど、ああいったものを入れる場合も?


(小祝)あそこで積んであった堆肥なら害はないよ。だから利益も出る(笑)


(質問)あれが出来立てで、持ってきたばかりだったら、ソルゴーの前に入れる?


(小祝)ただ、堆肥のところに草が茂っていたのを見ていたけど、あんまり見ていても茂っていなかった。窒素欠乏かも。原料は?豚ぷん、、、。だから、あんまり窒素があるように見えなかったので、もしかしたら多少、土壌団粒の効果があるかもしれないけど、そんなに大きな効果は期待できないかもしれない。

それだったらソルゴーを作って、ソルゴーは生のセルロースだから、それこそすぐ分解するんで、二酸化炭素をうわぁ~っと出すから、土の団粒化という意味ではソルゴーがいい。


(丸山)結局、バーグだと作られた時間がそこまであって、ソルゴーだと作られる時間も短いから出るのが早い。


(小祝)ソルゴーは種が付く前だったら茎が柔らかいから。柔らかいということはブドウ糖の結合も弱いから、ゆるい。加水分解がおきやすい。常に二酸化炭素を糖分と一緒に取り出して。


(質問)どのぐらいの丈の時にすきこむのですか?


(小祝)大きくなって、花粉が出るぐらいのとき。実が付く前。その時が一番良い。


(丸山)ちょうどとう立ちみたいな時がゆるくなっている時で、それ以降でとうが立ちすぎて硬くなっちゃうと、出にくくなっちゃうんで。


(小祝)茎が硬化現象になると、ブドウ糖が取り出しにくくなるでしょ。


(質問)柔らかいけど大きいときみたいな?


(小祝)そう。利用しやすい含糖量としては一番良い。もちろん硬い時は含糖量が多いけど利用しにくい。場合によってはモアを使った方が良いときもある。

とりあえず僕が思っているのが「美味しく医食同源」。医食同源は笑顔の仕組み。そういった意味で今日話したことは、基礎中の基礎。

自分がやっているこを、さっきの丸の中に照らし合わせると、絶対結果が見えてくる。そこは真摯に勉強するしかない。

 

(参加者)あそこを自分と見つめあって、足りないところをやる・・・

 

そう、つぶしていくしかない。

(質問)堆肥ってどうやって作りこめばいいのでしょうか?

 

 この表の原材料などを入れ替えると、水分や配合率など入れると、1トンの堆肥を作るにはワラ、牛糞などをどれだけ入れるか、水分の割合、C/N比などが計算できる。

じゃあ今、C/N比22というのはどういうことかというと、鶏糞は窒素肥料。ワラは炭水化物。

いまは、N1に対してC25ということ。で、このC/N比が15~25ぐらいの堆肥が良い堆肥ということ。


じゃあ15と25、どちらが土を柔らかくするか?25だとCは二酸化炭素を多く出すということ。15だとCは少ないが、早く分解するでの二酸化段素を出す時間は短い、しかし分解が早いから菌が早く土壌団粒を作る。25だと長く時間、ゆっくりするのであればこっち。今、C/N比22ですから25に近い。これは長期乾燥に強い、ということ。

(質問)それで窒素が足りないな、というときは、下から窒素が多いのを持ってくると?


そうそう、例えば豚ぷんを入れました、そうすると、窒素量が変わる。

習うより慣れろ、ですね。


さて、僕からのメッセージはここまでです。この講義を受けた後に僕の本を読むと、ほとんど入ってくる。この講義を受ける前だとよく入ってこない。

堆肥の話や野菜のところなどもう1回目を通してね。

 

みなさんの頭の中に科学的思考を繋げて、示すだけなんで。

 

(質問)堆肥場なんですが、丸和さんなどはみなさん凄いのを作っているんですが、私は資金的にはすぐに作れないのですが、例えば屋根だけでもというので代用にはなるんでしょうか?

 

堆肥場ハウスを改造して転用している人がいます。岡山県で相当でっかくやっています。

 

(丸山)宮城さんのところは3間間口の奥5間ぐらいのところでやっている人もいるので、でかいからいいというわけでもなく、畑の規模にあわせて。これと畑の緑肥と混ぜながらが良いと思います。

 

(質問)バゲットなんかも付けていますが?

 

(丸山)専用のバゲットをつけている人もいるし、トラクターの前にシャベルつけている人もいます。

【最近の畑の様子)

H301119。産地廻り今年の人参。9月の曇天で例年より丈が長い。

【会員限定ページ】

会員向けの限定情報を掲載しています。

会員限定ページはこちら

【更新情報】

【2018/12/12】

 最近の畑の様子に

 11月の人参を 載せました。

 

【2018/9/9】

 最近の畑の様子に

 産地廻り時のレンコン圃場

 の画像を載せました。