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2016.10.7 丸和さん勉強会

◆越川さん圃場&堆肥場見学

【解説】

■大根畑

<小祝さんが来る前の立ち話>

(丸山)今年は大根が溶けているとみんな言っている。湿度があって日照が少なくて。

通常はマルチをやるのですか?

(越川さん)本当はマルチをやろうと思ったんですけど、台風が来るということでずっと雨マークだったんですね。もう1か所の畑は全部マルチです。

(丸山)それは草対策?

(越川さん)いや地温確保です。本当はここも白マルチをやる予定だったんですけど、貼ってもつかないんですよ。

(丸山)じゃあ、やらなくても正解だった?(笑)

(越川さん)マルチをやっているところでも、低いところは流されていますよね。

あそこのネギが絶不調ですね。水が貯まって。家の前だと適当にやっちゃうから離れ畑の方がきちんとやるかも。

(丸山)今年は水と日照不足とですね。

 

(越川さん)とりあえず、キャベツとかはいくらでも吸っちゃうから、相当元肥いれないと次の作はやられちゃうんですよ。

(丸山)ニラって鉄分とか根っこが極端太くて張るから養分をみんなもっていっちゃって。

(越川さん)で、アブラムシも凄い出て。

(丸山)もし収穫の時に根っこも抜いてみて、根っこの張り方を観れれば。もしかして鉄をがっつり持って行っていていない?

(越川さん)ハウスとか4月5月にアブラムシがつくと、ずっと引っ張っちゃって防ぎようがないんです。どうしたらいいですかね?

(丸山)う~ん。あれだけ太い根っこですものね。

(越川さん)収穫の時にどうしても踏んじゃうんで固まっちゃうんですよね。でまた追肥してまた生えてきて、の繰り返しだから相当地面はやられますよね。

 

(丸山)硬くなったハウスの地面を柔らかくするのに一番適当だったのは?

(越川さん)ハウスはとにかく堆肥を大量に入れることですよね。あとはあればサブソイラーをやった方が良いですよね。入れるところは。でもやっている暇がないけど(笑)

(丸山)やっぱりニラで硬くなっちゃった畑は元に戻るには結構かかる?

(越川さん)俺はサブソイラーで土をあげましたね。で堆肥を多めにつっこんでいって。

(丸山)ハウスは太陽熱はやりにくいじゃないですか?

(越川さん)基本的にやらないですよね。やった方が良いんですけどやる暇がないんですよね。だから3~4月ぐらいからミニトマトとかピーマンが入っているので。トマトが7月いっぱいで終わって、またトマトとか小松菜をやって。だから最初の1回目はいいんですけど、2回目はまばらというか。

だから小松菜でがっつり飯を食っていく感じじゃなくて、ポイントポイントでやる感じなので、だからやらない。

(丸山)太陽熱も小祝さんが良く言っているマルチ張りをぴっちりやるのがありますが、ハウスでぴっちりやるのはしずらいじゃないですか。

(越川さん)隣とかは結構やっていますよ。スイカが終わった後にトマト植えるまでに期間があるじゃないですか。

 

俺らのやり方も、農協さんとの相性がありますよね。畑をまわすのもいいんだけど、やっぱり癖がある畑もあるし、細かいのを作れば結局草畑だったらやばいし。無駄な仕事が多いですよね。

(丸山)草畑は太陽熱をやれば少しずつ種が落ちるのでは?

(越川さん)ごまかしながらやっていますけど、1回ぐらいは入んないと雨で流される場合があるから。でも今年は太陽熱の意味がないぐらい雨で種が流されてくる。

(丸山)太陽熱をやると密度は落ちる?

(越川さん)でないところは、高いところは出ないですよ。低いところは太陽熱は意味がない。太陽熱のマルチで15万ぐらいかかっていますからね。風で飛ばされるところもあるし、猫がいい感じで踏んでくれるところもあるし(笑)

(丸山)踏まれると変わっちゃう?

(越川さん)小学生なんか歩いちゃうのも、勘弁してくれよ。ガスが抜けちゃうって(笑)

・・・以下、雑談となるので省略します。

 

■堆肥場で使っているカカオ豆の原料

<小祝さん登場後、勉強会開始>

(丸山)成分が何か情報をもらっています?

(山崎さん)遺伝子組み換えじゃないという証明だけ。

→豆と同じぐらいだから、窒素4~5%。タンパク質だから。フェノールがあるから発酵を抑制してしまう。だから一次発酵が始まって熱が出たところに入れる。

(丸山)まだ熱が低いところに入れるときつい。

 →これ入れると甘みが出ますよ。

(丸山)炭水化物だから?

→そうそう。これを畑にそのまま入れると硝酸値がど~んと下がる。

(市川さん)生で入れた場合どうなる?

→いや、太陽熱やれば大丈夫ですよ。

(丸山)やらないと遅効系になる。

→遅効というか、根痛めを起こす。 

 

→こうやっても放っておいても結局カビさえ生えない。賞味期限切れているから何年ものでしょ?

(丸山)なんで生えないんですか?

→ポリフェノールがあるから。賞味期限が切れたぐらいなら飲めますよ。ベンゼン環を持っているから。

(丸山)ぶどうとかはポリフェノールを持っていても濃度の問題か、水分が多くなってくると薄まってくるからカビが、とか酵母とかが出てくる?

→フェノールは酵母を食えないから。リン酸入れるといいと思いますよ。硝酸値が高いから(笑)

(市川さん)まあね。

(丸山)バランス、バランスで。

→これは手を持っているから。硝酸くっつけるから。フィルターみたいなもの。

(丸山)注意点は固まって水が入っていると。。。

→腐らないから。

 

これ自体が発酵しにくいから。発酵しやすいものは腐りやすい。これ入れると変な腐敗にいかないから。

(丸山)発酵しやすいものとしにくいものを4:1ぐらいですかね。

(参加者)これ混ぜて温度は70℃とか80℃とか出る?

→出ますよ。窒素分もタンパク質があるから。

 (参加者)一気に上がりますよね?

→いや、これ自体はエネルギーにするのに時間がかかるの。ゆっくり。逆に最初は下がるかな。

(丸山)逆に畜糞系は一気に上がる感じ?

→いやいや、一気に上がらないですよ。これは逆に匂いが一発で飛ぶから。

(丸山)畜糞だけだと上がりやすい?

→あぁ、それはもちろん上がりやすい。

(丸山)それのバランスで考えると、畜糞が上がりやすい分、これが少し抑え気味にしてくれるので、それなりの良い温度帯を作れる可能性は?

→いいんじゃないかな。そんなにたくさん出てくるなら。まあ、賞味期限切れというのは、結構あると思うよ。

(市川さん)賞味期限が切れているから能力が下がっているとかないよね?

→全然ない。

■堆肥場からしみだしている液

(丸山)ちなみに、さっき話した堆肥場の汁がこの下にたまっていて、たぶん雨が多いので結構はいっちゃっていますけど、こっちが乾燥したらポンプアップしてます。

■ニンジン畑

→これ、黒葉枯れが広がっていないから大丈夫。治っている。

■堆肥の材料としての菜種かすや大豆

(越川さん)菜種かすと大豆が混ざっているもの。小祝さん、これ、お金出して買う価値ありますか?㎏30円で。

→1袋20㎏で600円。もちろんある。㎏30円だったらいいと思うよ。

(参加者)それ何?

(越川さん)これフレコンで来るんですよ。いくらでもあるっていうから(笑)堆肥に混ぜたらいいですかね?

→そうだね。おそらく5:1で。窒素が5あるから。

(越川さん)小松菜とかはこういったやつで良いかな、と思っているんです。

→でもこれは肥料でしょ。何でこれが?

(越川さん)知り合いが持ってくる。

(市川さん)堆肥を肥料で育成するなら、これいいよね。そうすれば他をまかなくてすむからね。

■サツマイモ畑(ベニハルカ)

→まだ早いでしょ。今年はずっと雨だから光合成が出来ていない。これで照ったら太るだろう。

 

(丸山)この間のごぼうの影響はそんなに無かったですか?

(越川さん)無いですね。

(丸山)良かったですね。あの時、結構ネマがね。

(越川さん)いや、結局はゴボウも大丈夫だったんですよ。売れたんですよ。

(丸山)そうだったんですね。勉強会の時は大変だったけど、あの後の復活が良かったんですね。

(越川さん)腕がいいから(笑)

■ゴボウ畑

(丸山)全然虫がなめていないよね。

(越川さん)いや、洗えばありますよ。

(市川さん)向こうにいったら全然抜けないよね?

(越川さん)そうですね抜けないですよね。この辺は低いから水が流れているから。大雨降ると全部こっちによっていってしまうんですよ。

 ■大和芋

(丸山)全然ネマがついていないね。

(越川さん)これ、凄く浅くやったんですよ。深いとあんま良くなかったですね。深植えの浅くがけ。でも、どうしても深くはいっちゃうんですよね。

→深植えより浅植えの方が芋の形が良いんじゃない?

(越川さん)はい、浅植えの浅がけでやりました。

→結構、芋の形がいいんじゃない?

(越川さん)そうですね。でも上の高い畑の方がもっといいです。

→あんまり深くやっちゃうと、水が貯まったとき腐りやすい。あとやっぱり根が上から下に入るんで、あんまり下をやり過ぎちゃうと逆になっちゃう。あとは土から出なきゃいいだけ。

(越川さん)ここは麦の後ですね。麦が終わった瞬間すぐに。あとは堆肥入れていないです。追肥も植え付け終わって芽が出てきたときにバーッと。ミネラルだけじゃないとやっぱり傷む。いい菌が入りすぎると逆にダメなんで。

→上から窒素が落ちてくるぐらいがいい。

(越川さん)それで水をやって。木の勢いが慣行栽培と違うじゃないですか。で、水も結構まめにやっている。去年、あげすぎたかなというので、今年は気持ち抑えめに。

→芋の周りに有機物が多いと、良い菌でも芋の場合は悪さする。

(越川さん)去年は深すぎて、トラクターで掘るのが上がってきたのだけど、やっても途中で切れちゃって、深かった。でも、怖いっすよ。

→でも、麦の後に追肥型でやれば、ネマは出にくいから。

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