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2017.10.12 丸和さん勉強会(夏の水管理と水溶性炭水化物の利用)

◆越川さん見学

◆山崎さん圃場見学

◆山崎さん堆肥場見学

◆杉本さん堆肥場見学

◆杉本さん圃場見学

◆吉川さん堆肥場&圃場見学

◆市川さん圃場&堆肥場見学

◆今日のまとめ

 

上記のテーマで勉強会を行いました。

ご覧になりたい項目をクリックすると、詳細ページに飛びます。

 

◆市川さん圃場見学

■小松菜試験圃場

(丸山)試験圃場。全部blofだけのもの。全然病気が入っていない。

→食べてみて、みずみずしいでしょ?

もう片方が化成だけで、完全に病気になっていて溶けている。ここからだとわかりにくいですが、奥の方に入っていくとわかります。

もうちょっと水があるとはっきりわかるんだけどね。潅水すると味がわかんなくなるからね。

(市川さん)もうずっと水やっていないからね。

■人参圃場

ちなみに、15トン獲るところの窒素量は60kgです。普通、15kgと言われているけど、最低で60kg。

(市川さん)この2~3日でほきたね。

→こうなると割れにくくなりますね

このぐらいの密度で蒔いた方が調子が良いんですね。

(市川さん)全部、あいこうだよ。こんなもんだよ。

(丸山)そろっていますね。

(参加者)もう半月もあればサイズがそろってね。

(市川さん)年内に堀りおわらないと木が痛んじゃうんだって。

長さも割とそろっているよね。

(参加者)今年からこの間隔ですか?

(市川さん)去年からですよ。

(市川さん)種は4万ちょっとじゃないかな。今年、種が足りなかったから。

(参加者)狭ければかえって草が生えなくてよいか。

(参加者)ほきないよ(笑)

→揃いはどうですか?

(市川さん)まあ、どこ抜いても。

→一緒ですよね。

(市川さん)あっちは6条やったよ。

→やったの?

(丸山)ほきていない?窒素量が足りなかった?

→これ?

(参加者)ほきているよ。この時期でこれなら。

(丸山)全然いいじゃないですか。

→元肥の窒素量だけを変えればいいじゃないですか。

(市川さん)一番怖いのは病気だよね。風通しがね。

 

(市川さん)これ全部というのはちょっとリスクが。品種はあいこうじゃなくてアロマレッドに変えて。木がちょっと。光が入っていないと風通しが悪くて。

→でも悪くないんじゃない。

(市川さん)全部で150gであれば理論上は10トンとれますけど。果たして150gで出荷が。

(丸山)大きくならない?

→いや、まだまだ大きくなるよ。

(市川さん)理想は200gだよ。200gで7万粒入っていれば14万トン。

→全然問題ないじゃないですか。普通だったら黒葉枯れが出ているのに、出ていないじゃん。

(丸山)先端とがっているから、まだ貯める準備をしている段階ですよね。

→首細いからいいし。だからこれで最後まで窒素を出してみて、どのぐらいになるかね。

(丸山)太り感がね。

(越川さん)でも、味はあいこうの方が出来上がってきている。甘さはアロマレッドの方があるかな。

(スマフォ見せながら)

これが熊本の10トンのやつ。抜いて並べただけ。だからこれでいけると思うよ。窒素の量を煮詰めれば。

だって、風通しが悪くて調子が悪ければ、絶対もう葉っぱの縁なんか枯れているはずだもの。だって前、出ていたもの。窒素が多くても良い気がするけど。

(市川さん)だけど6条にしたから窒素が足りないかと思うけど、隣みても全部アロマレッドだから、そんなに極端な。これだって徒長気味だよ。

→光がかぶっているからね。

(丸山)そういった意味では炭水化物比率を上げても問題ない。

→全然問題ない。

(丸山)逆に上げないといけないぐらい。

→逆にね。そうするともう少し短くなって。

(丸山)そうすると送電ロスも少なくなって。

→窒素過剰も出ないし。良い感じで仕上がると思う。台形になっていないじゃない、かまぼこ型にきちっと平らに良い感じになっている。だいたい両側がよく吸って、真ん中がへこんじゃう。これだったら60いけるよ。

しんご君、これ6条やったら去年に比べてどのぐらい種が多くできる?

(市川さん)単純に計算して1.5倍だから、大体4万落としているから5~7万粒ぐらい。

→じゃあ10トンぐらい何とか。

(市川さん)これが1反歩でやっていればね。

→いや、1反歩換算すればね。

(市川さん)売れればね。

→売る前に作らないと。10トン獲るとパックしてもパックしても終わらないって(笑)

(市川さん)みんな原料で流してもらいましょうよ(笑)パックしたら終わらない(笑)

だから5反歩が加工用で、5反歩が生食用で、あと1町5反歩どうしようかと思いながら、蒔かないとしょうがないから蒔いちゃったよ。

→良い感じで仕上がっていますね。まあ10トン獲れたら面積減らせるじゃないですか。

→地力がないと絶対できないから。地力があることが前提ね。

■ハウス小松菜

(市川さん)これ、もうこうなっちゃっているから入れませんね。小松菜で臭くて。

→表面で乾かしたわけね。

(市川さん)乾かしたというか、これで虫が減るかな、と思って。

→ドライ小松菜ね。

(市川さん)入れませんでした。

→これ、堆肥撒いてうなわないとまずいよ。

(市川さん)これ、取り出せば平気でしょ?

→いや、菌がついちゃっているから、必ず堆肥をきちんと撒いてやってください。そうしないとカビ系が増えるから。

葉っぱも本当は出した方が良い。まあよっぽどのことじゃなければね。堆肥があればね。

■堆肥場

(市川さん)小松菜、無肥料で2回やったところは小さいんですよ、人参が。

→肥料をとられちゃったんだ。

(市川さん)で、やせ過ぎないようにこれを入れる。で、2回ぐらい作って、太陽熱の時期にこれをどちゃっと入れて、もう1回太陽熱をかけてもう1度戻して、人参作った後に2回やって、畑にためて元に戻す。

 

ぬか混ぜたんでまだ匂いがきついですけど。

(参加者)すごい湯気が出ている。

(丸山)うん、温度ありますね。

(市川さん)70℃。

→良い感じじゃない、手前の方が(笑)なんとなく奥の方があやしそうだな(笑)

(市川さん)あれはソルゴーも何も入れていないんですよ、戻し堆肥。タネをぐーっと積んでいるだけ。

 

(丸山)でもこれだけ発酵していてもタネバエとかは残っちゃう?

(市川さん)飛んでいるじゃないですか、これがいけないんですよ。これが乾燥してくるといなくなっちゃう。そこまでおければいいんですが、中熟するところで止まっちゃうんですよ、ソルゴー堆肥って。緑が真っ黒になって。

(丸山)そうすると太陽熱とセットでないとなかなか怖さもあるか。

(市川さん)まあこの時期だったら大丈夫。春人参を蒔く時ということで。

そこの一山とこっちの一山で4町5反分。ここの半分あったのが2つになっちゃうんですよ、転用して。

(丸山)ああ、そうか、朽ちて。

(市川さん)もうあっという間ですもの。緑色から黄緑色になって黄色になってこの色になって真っ黒になって、ずっと少なくなっちゃう。

→炭素がぬるぬるになった状態で使ってください。

(市川さん)もう滑るぐらいぬるぬるです。今朝もそこですっころんでいました。

→黒い水が出るぐらいにならないとね。越川さんのところは蝶が止まっていたよね。

(市川さん)クロアゲハが来ますよ。

→それが正解だよね。そこにハエが止まったらやばいし、ハチか蝶だったらOK。ハエが止まるのとハチが止まるかでは、畑が天国か地獄かに分かれる(笑)

いずれにしろ水溶性炭水化物の有用性は発表してくれるから。

(市川さん)もう少し安く作りださないとね。肥料代がかかるんですよね。

→これからだよね。それだけ売り上げ上げればいいんだよね。

(丸山)ハエなのかな?

(市川さん)ハエだよ、小ハエ。

(丸山)まだ仕上がりきれていないのか。

(杉本さん)もみ殻の下に何か入っているのか?

(丸山)隠してある(笑)企業秘密が。鶏糞? 

(参加者)ずいぶん、水分があるけどな。

(市川さん)また垂れてくる。

(参加者)なんで出てくるんだ?

(市川さん)あっちの植物性堆肥の方からアミノ酸の水が垂れてくるんだ。植物性堆肥はこれを吸えない。高糖度ソルゴーのやつ。

→糖ではなかなか吸えないんだけど、酸に変われば吸える。糖には2糖、3糖あるんだけど、オリゴ糖とかのレベルだと植物にとっては分子が大きい。分解されて3のレベルになると吸える。

(丸山)その時にミネラルがくっついていると面白い作用が出来る。

→ものすごいしっかりしたものができる。さっきのパリパリ野菜。

(丸山)クワトロとか原料で入れる時も、入れるタイミングは最初じゃなくて終わりの頃の酸が出た頃に入れた頃にくっつく?もうちょっと手前?

(市川さん)最初から入れてあげないと徐々に溶けていかないじゃん。分解していくスピードもあるじゃん。

→これがハエが止まるような液だとアルカリだからクワトロとか溶けない。地獄を味わう(笑)肥料代かけたのに効かない。

(市川さん)全然水をかけていないから。すごいよ。

(丸山)これでこんなに汁が出てきちゃう。

→加水分解すると繊維から水が出るからね。

冬ね、車が走ると後ろから水が出るじゃないですか。あれどこからくる水かわかります?ガソリンからくる水。ガソリンに水素が入っているんですよ。炭化水素だから、もともとは。

で、炭素は二酸化炭素、水素は水。この堆肥も炭化水素だから。ただ、酸素がついているだけだから。これもCHOでしょ。

だから分解して二酸化炭素が出ると水が余るんですよ、だから出る。水をかけただけじゃないんですよ。

(杉本さん)植物は90数%は水っていうからな。

→それは基本的に細胞の中に含まれている水は、そっち系の普通に利用できる水なんですよ。ところが細胞の壁にある水、だからこのもみ殻でさえ水を含んでいるんですよ。水としてではなく化合物として、水素として含んでいるんですよ。それが上手く分解できれば水気が出てくる。

このしっとり感が重要なんで。このしっとり感がないと加水分解が進んでいない。

 

(杉本さん)これ何が入っているの?

(市川さん)もとは豚糞と鶏糞と牛糞の全部入った戻し堆肥が3割入っている。

(市川さん)あの牛糞の敷料が出てくるんで。

→それで水分が多いんだ。

(市川さん)乾燥していましたよ。

→切り返したら水が出るようになるでしょ?

■ごぼう圃場

良いごぼうだね。湿り気があるからおいしいよ。技術の向上はやっぱり必要だね。青森行っていないこうにはならなかったからね。

怪しいのがちらほら。でもほんの少しだけだから。センチュウでしょ。

良い感じじゃないですか、葉っぱが厚くて。

(市川さん)焼け、虫がね。

(丸山)まあ本当にすごいところはもっとすごいよね。

→まあ良い感じですよね。みなさん大きなトラブルもないので、まあ、新しい堆肥の在り方もね。 

あとは出来ればオーガニックフェスタの栄養価コンテストに参加してもらう。栄養価を競うコンテストにそろそろ丸和さんも参加してもらう。

アクトの関さんが青ざめた。関さん、デリカのコンテストで1位になったんですよ。ところがオーガニックフェスタに出したら枠外、ノミネートにも入らなかったんです。

それをお父さんが見て、やばい、ということで、息子さんが勉強しに半年来たんですよ。このままのやり方じゃまずい、井の中の蛙になる、という。

 

だから杉本さんが言っている医食同源、そのキーポイントが堆肥作りなんですよ。今回やっているあれが上手くいけばね。

1月中旬までに栄養価分析をやるので、自信があるのがあればそれを出して。

(市川さん)自信(笑)それがあるんだったらもっとやってるよ(笑)

→だからこの前の人参、糖度が13度あったやつ。あれを出していたら完全にダントツ1位だったんですよ。あれに匹敵するのはまだないから。ああいうのが取れたら。

 

あと小松菜の11度のやつ。今のところ小松菜の最高糖度は12.7度。ホウレン草は17.5度。桃が大体15度だから桃より甘いホウレン草。スイカより甘い小松菜。それで栄養価もダントツに高いので。

(杉本さん)栄養価って何を見ているの?

→ビタミンEだとか、ビタミンCだとか、いろいろなやつを見ていますよ。

(参加者)資材代をかけずにそれが出来ればね(笑)

→資材代というか機械代でしょ。

(市川さん)それでどのぐらい作って売れるのかというのがね。

→いや、結局ね、もとき君の方に回ってこないんだよね。自分で売れちゃうからJOAの方に回ってこないんだよね。引き合いがあるから。大量にみんな作ってくれないと全く意味が無いんで。

まあ、ぜひ丸和組合として参加して頂けると。

 

で、一応どういう仕組みになっているかというと、参加して自分の成績を出した人は、ほかの人の全データを頂ける。つまりギブ&テイク。なぜそういうのが出来たのか、というのを自分が出来なくても人のは見れる。だから毎年進化するスピードがめちゃめちゃ早いんで。輸入オファーもあるしね。

あの農家の店しんしんの農業法人、参加したら全滅になったんですよ。それから火がついて(笑)まあいい線だったらみんな出してきているから。今年は多分、茨城BMさん、が出してくるはず。去年いい線が入ってくる。

丸山さんは徳島行きましたっけ?

(丸山)行ってますよ何回か。茨城BMも来られて。

→相当レベルが高いですよね。

僕が言えるのは、堆肥の作り方をちょっと変えれば、丸和組合さんはおそらく入選圏内にみんな入ってくる。

(市川さん)もみ殻を使ってやってみようか(笑)

→もみ殻が良いかわからないよ、実験していないから(笑)

(市川さん)関西の方はサトウキビの搾りかすが手に入るじゃないですか。

→いやいや、全然量が足りない。

(市川さん)あっちは粘土質土壌だし。

→粘土質は難しいよ。根腐れするから。まあ今回、杉本さんが原材料の比率を変えているからどういった結果が出てくるか、楽しみだね。

(杉本さん)来年の夏だね。

→夏のデータも採用なので、周年採用なので。あとあの6条の人参もね。

というのは、同じ2条植えの場所に6条でしょ?ということは硝酸は分散しているので下がっているはずなんです。硝酸が下がれば栄養価は高くなるんです。その傾向があるので。

関東勢は人参は誰も入れなかったので(笑)撃沈しちゃったので(笑)

ノミネートがあるんですが、10人ぐらい選んでそこから1位を決めるんですが、そこにも入らなかったんです。だからあの人参出してみて。ギリギリまで大きくして。どっか1区画でいいですから。葉っぱが寝て、全部光を受けているやつ。

年明けでよいんです。関東勢もいるぞ、というのを見せないと、関西勢がね。今、兵庫勢が凄いんです。グループで賞を取っているから。人参、豆、白菜、葉物、全部賞をとっているんで、結構てんぐになっているんで(笑)

なので杉本さんの堆肥に期待しているので、宜しくお願い致します(笑)

(丸山)今回、なめこの菌床屑の話を頂いたので。

→それもぜひ。軒並み高いところは廃菌床が入っているんです。ほとんど上位は廃菌床です。

(市川さん)藁のセルロースを使っているとね。

→そう、セルロース系が多いところは全部入っている。

やっぱり昔のね、落ち葉集めて堆肥を作るのは大事だったんです。 

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