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2017.5.25 丸和さん勉強会(ジャガイモの初期肥効と冬春の水管理)

◆山崎さん堆肥場見学

【解説】

■堆肥場

(山崎さん)臭いは全くないんですよ。

(丸山)64℃ちょうど良い感じ。

→発酵はうまくいっているんです。でも水溶性物質がちょっと足りないだけで。いいところはヌルヌルしていますし。

 

◆越川さん圃場見学3

【解説】

■玉ねぎ畑

 (丸山)さっきの復習で、玉ねぎの見方。最初に窒素がぐぐっと効いている?

→最初というか、瞬間から効いちゃっている。はじめはこんな形に葉っぱはならないんですよ。途中で効いたらこうやってうねるんです。

 

これが初期、これが中期、ここで雨が降っているんです。ここで力があるな、と思ったら、ここで水を切らさないで。

 

あとで、ここを葉っぱをとるでしょ。で、並べた時に、一番右はちゃんと伸びた。あとは曲がっちゃった。乾いた時にボンと吸っちゃったんです。だから水があれば、すんなり曲がらずにまっすぐ伸びるんです。

(丸山)水は手間がかかるんですが、一部だけでも水をくれたらどう変わるか、反収とか含めて生育がどう変わるかをみて、費用対効果、重要性を考えたときにどうするか、という。

→特にね、下の葉っぱの方にうねりが出ていると、本当に水をやらないとまずいんです。後半にくるんだったらもうだいぶ大きくなっているんで。下の方にくるということは、窒素を総残しで木が不安定になっているということ。燃料タンクが満タンなのにエンスト起こしているということ。

(丸山)飛行機でタンク満タンなのに不時着じゃないけど(笑)

(参加者)そういう時は追肥はいらない?

→追肥と言うより水が欲しい。だから伸びないから追肥というよりも、水が無いから効いていない。そういう場合はああいったうねりという症状が出る。そういった時は水をやる。

だから、今うねった→まとも→うねった、となっている。うねった時は一回葉っぱは止まろうとしたんです。そこに雨が来てドーンと効いて吸収しきれないからうねった。でも水が残っているからすんなりす~っと次のやつが伸びた。でもまた乾燥して次のうねりが来ている。2回来ている。雨降ってどーん、でうねり。雨が降った時のところが調子よかった。

だから、下の段で葉っぱがうねっているようだったら、次の過乾燥が来る前に水をくれる。

淡路島なんかは本当によく水をかけるから。

 

(丸山)ヤマトイモとかは水を沢山かけるじゃないですか。そのイメージでやるぐらいの方がよいんですかね?

→そうそう。

(越川さん)言い訳じゃないですけど、6月じゃないですか。気温があるから。春先は寒いから、玉ねぎは水をやる時期が難しい。

→でも耐寒性はあるから、大丈夫。

(丸山)結局、葉っぱがあって下が無い時は、葉っぱがうねってそれを散らしてくれているけど、葉っぱが無いともう割れるしかなくなってくる。

→だからこれで雨が降ると、この葉っぱの上の方がうねるんです。で、玉がばちーんと割れる。

(丸山)窒素が無いと大きく量はとれないけど、あると…。

→効かせる時期が違う。つまり追肥で効かせるのか、水で効かせるのかよくイメージしないと。

(参加者)葉っぱがまだこう青い時期は…

→残っています。だからまだ窒素をだいぶ残しています。だから単純に水が足りない。

 

 (丸山)基本的に玉ねぎは栄養成長ものではなくて、栄養成長と生殖成長の中間のものに近い。ということは、ある程度肥料が切れるということが…

→とにかく最初に養分、窒素を吸って、葉っぱをダンダンダンと出して、すると最終葉の位置が本当はもっと低いんです。もっと下にまとまって葉っぱが出ている。で首ももっと細い。太いと大きいんだけどレモン球になっちゃうんです。本当は首が小さくて玉がでかいのが良い。だから水なんです。だからさっきの越川さんの首が長いやつは日持ちしない。

(越川さん)切り口が太いのはもたないですね。

(参加者)葉っぱが細いと生育が悪いと思うもんな。

(丸山)でも人参なんかも太いとよくないですものね。

→人参なんて見た目良くないけど、ぬいてみたら、あれ、太い、ていう感じですものね。

(丸山)やっぱり葉っぱの展葉が多いと上はちんちらだけど下は掘ってみたら凄いなんてね。

→繁って凄いと思ったけど、よく見たら人参の葉っぱの枚数が少ない、柄が長いだけなんてのものもあるよね。本当は下に低いんだけど、数えてみたら葉っぱの枚数が凄く多い、そっちの方が良い。玉ねぎもそうでしょ。

(丸山)そう考えると、首が若干長くなっている。

→そして窒素が効いているから首が柔らかい、しまりがない。

だからこれはスタートダッシュ、逃げ切り型なんで(笑)

(丸山)あとは寒い時期の水が、弱いかな、と思ったけど何とかなるということで。

→3月入ったら水の準備をしないと。

(越川さん)ただ、3月20日ぐらいに、霜が降りるじゃないですか。

→だからそこから様子を見ないと。そこ乾燥していたらアウトだね。だから今年全然伸びないな、になっちゃう。そして雨が急に来てドーンと色戻って良かったと騒ぐ…。

(越川さん)意外と俺、4月入ってからをやるようにしている。20日頃を目安にしている。

→みなさん、堆肥は上手なんで、言いませんので。

(参加者)山崎さん温度60度ちょっと。良いですよね。

→恐らく1日1トンぐらいかけていれば、ちょうど良い。いっぱいかけちゃうとジャーと出てきちゃうから。

(丸山)今はタイミング的にどのぐらいですか?

(山崎さん)今、切り返したばかりだから、昨日は3時間ぐらいかな。溢れちゃう時は朝までかけちゃった。止めるの忘れちゃったんですよ(笑)

→吸収しきれないですよね。3時間ぐらいがちょうど良いんじゃないかな。1日200ℓぐらいが蒸発しちゃうから。

(丸山)山崎さん、原料はメインは何でしたっけ?

→馬糞。わらじゃなくて木くずのね。

(市川さん)誰だっけ、あのトマト屋さん、ながやさん。ビール酵母使っているんだよね。

→あの堆肥が凄いですね。堆肥がねちゃねちゃしているんです。飴になっているんです。

 

(杉本さん)玉ねぎ。肥料が無いやつがこっち。

→まさに肥料が効いていないから首が引っ張られる感じ。レモン形。

 

→肥料が効いたこの小さいやつは首が低いんですよ。本当はもっと低い所から葉っぱが全部出ればいいんだけど、水が途中に無かったんですよ。

(杉本さん)土の中に埋まっちゃっているからと思ったけど。春一番とかの影響で土がかぶっちゃったのだと思ったけど。

→関係ないですね。これ栄養成長がもう1回くると引っ張られて首のところが伸びるんですよ。

(丸山)そうすると養分が貯められなくなって軽いし美味しくない。

→本当は太れるのが縦に伸びてしまっているから、太れない。だからもっと葉っぱを出す時期を早めればよかった。

(杉本さん)どうやって早めるんだ?

→水が足りなかったんです。だからみなさん後半窒素型になっているんです。肥料じゃなくて水が足りなかったからこうなっているんです。 

だから今から3週間前に大雨来たでしょ。それがまとまって出ているんです。その時のがここからここまで一気に葉っぱが出ているんです。本当はこれが首元のところに来なくてはいけないんです。

 

【最近の畑の様子)

H301119。産地廻り今年の人参。9月の曇天で例年より丈が長い。

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【2018/12/12】

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 11月の人参を 載せました。

 

【2018/9/9】

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 産地廻り時のレンコン圃場

 の画像を載せました。