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2017.7.20 和梨勉強会

◆座学1

◆押田さん梨園 見学

◆山崎さん梨園 見学

◆清田さん梨園 見学

◆佐藤さん梨園 見学

◆今日のまとめ

 

上記のテーマで勉強会を行いました。

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◆山崎さん梨園見学

【解説】

(参加者)ここは堅そうでしょ?入ったことが無いんですよ(笑)

(参加者)歩いただけじゃわからないよね、草があるから。

(丸山)でも逆に草がある分だけ、ずいぶん柔らかくてっていうか。

(参加者)去年、何だっけ、病気が入っているとか言われて。

→今年はミネラルか何か撒いたんですか?

(参加者)いや、撒いていません。今年はカビとか出ていない。

(丸山)あっ、ここ柔らかいや。

(参加者)あっ、そこ機械が通っていないところ。

→押田さんのところはどこでも柔らかいですものね。

(参加者)そう、だからうちのは通っていないところは柔らかいけど、通ったところは上が硬い。でも押田さんのところは通っているところも柔らかいからね。

→思ったより柔らかいね。でもやっぱりちょっと硬いな。す~っといかない。ちょっと水が足りないので上の方が窒素濃すぎてちょっと虫にやられているところがある。

水が欲しいね~。

(参加者)トラックで水を運んでこないといけない(笑)

(丸山)潅水は?

(参加者)いや、2年前ぐらいに何回も潅水やったら雨が降ったので、それを覚えていて(笑)やっぱり潅水やらないとね。でもここは井戸を掘っていないのでちょっと厳しいなというのがあって。

→でも、本当に、水が欲しいですね。

(丸山)水やる時でも、曇っていて雨が降りそうな時と、今日みたいにある程度乾燥している時では水の吸水は違うんですか?

→ん?っていうか、団粒構造があればあるほど水の浸みこみは良い。保水して長時間水を供給してくれるから。これが固まっちゃうと表層のところに厚いというか、濃い水の層が出来て散らばらないので、今度、次の日に照っちゃうと、そっから蒸散してまた乾き始めちゃうので、下に染み込まないんです。だから出来るだけ柔らかく早く下に染み込んだ方が、水の利用率が増える。 

(丸山)このよれているのは水が弱い?

→うん、ちょっとね。あと葉っぱにつやがちょっと無いよね。

(丸山)苦土はやっているんでしたっけ?

(参加者)そうですね、まあやっていないかな(笑)

(丸山)この辺、普通のミニトマトとかだと、よれているのは窒素が変に効いてね。

→あと、この枝の先端部分に虫がつくでしょ?その時によれているでしょ?

(丸山)こういった、モコモコモコ、葉脈のモコモコというのが結構、トマト類では起こるんですけど、それって結構水の部分が。

→水が足りなくて窒素が濃くなる

(参加者)これってサビダニとは違うんですかね?

(丸山)サビダニが入ると同時に濃度が濃くなっちゃっている、だからサビダニが入る。サビダニが入ったからそうなるんじゃなくて、エサがそこにあるからサビダニが来るという状態。その方がたぶん正解。

(丸山)これなんかもよれている。正常じゃない。

→ダニが入っている。

(参加者)ダニ?目に見えない。

→いや、見えないですよ(笑)

(丸山)農薬を使う先生方だと、基本的に虫が居て、という話になるんですけど、その手前の部分の話ですと、農薬専門の人はそこまで考えない。出てるから叩く、出てるからどうする、というだけなんで。

(参加者)予防というのは?

(丸山)予防の考えは基本的には無いんです。この間、つくばの先生を話に聞いている時に、「虫って作物が元気になるといなくなるじゃないですか?」というと、ポカンとしていた。あっ、多分、範疇外の話なんだな、という感じが凄くしましたね。

出てるものを叩くとか、ローテンションとか含めて、そういう農薬に関しては専門家だけど、それ以前のもの、虫をそもそも出さないとか、どうして虫が出るのかということは多分専門が違う。

→基本的に虫が何で出てしまうのかというメカニズムを知らないんだよね。で、虫を殺すメカニズムを知っている。

(丸山)逆に作物にとってどちらが良いのですか?というね。

→虫が出てしまうメカニズムね、そこをまず解明してもらった方が。というかその予兆が見えれば、この作物を見ていてね。あの~、言い方悪いのだけど、予防的に1回かけてあとはずっと出ないし、出て大慌てじたばたするよりは。

(丸山)それが農薬なのか水なのかによってもね(笑)水の時もあるしね。

→どっちにしても葉っぱに色ムラが出ているでしょ。こうして透かして見ると。

(参加者)あぁ、部分的に薄いかも。

→秋の施肥でもう少しミネラルを入れないとちょっとまずいかな、と。じゃないと糖度の上がり方は目にみえちゃう。

お礼肥ですね。あと9月か、9月下旬ぐらいに。つまりそのぐらいから養分を蓄え始めてている。

(参加者)まっすぐのは折れやすい。上を向いているのは風なんかで折れちゃう。真上のは軸が折れるか落ちちゃう。どうしても大きいの残しちゃうとそれが上を結構向いているんですよ。

→威勢がいいからね。

(参加者)3番果、4番果の方がね。

(参加者)今年、長果枝の止まりが凄く悪かった。

→窒素って11月以降でした?

(参加者)そうですね。11月の下旬頃だったかな、元肥えを入れたのは。

→初期葉が凄く小さいので、根っこに窒素が春先に届いていなかった。途中でばーんと大きくなってまだ残って虫にやられている。

(参加者)そういうの毎年多いですね。

→もうちょっと早い方が良いですよ。

(参加者)普通はまっすぐいくのが基本なのが。

→伸び方が団子になって(笑)それがあると全部上を向いてしまうんですよ。強すぎて。窒素が途中で強すぎるんです。

(参加者)ということは肥料をもうちょっと早く。

→そうです。春先の根っこがポンと吸い上げるところの一発目を強くする。強くするというか届いていないといけない。収穫が終わった後にすぐやらないと。そうすると翌年の揃いが良くなって、実の向きのばらつきが無くなる。

(丸山)結局、葉っぱが無くなっちゃうと地面の吸いが無くなっちゃうとか。葉っぱがあるから蒸散して下から引っ張られる。11月下旬になると葉っぱが無いから地面の下に入っていないから、春になってから動かすには時間が少し必要で、そうすると春は動いているのに入っていないのでエンストを起こしちゃう。

→そんな感じです。木は正直なので全部記録を残している。

(丸山)それが、もし化成だったら若干違ったりするんですか?

→いや、あんまり変わらない。

出来れば、元肥えは10月中旬ぐらいまでにやればいいかな、と。早めの方が良い。

お礼肥は1~2㎏、9月下旬ぐらい。だから2~3週間離れてやるということ。

というのも、これは本来は鳥が食べにくるでしょ。仕上がったかな、とちょちょちょいっときて、甘いやつだけ食べて糞して飛び立って。そして今度甘くなったらバ~っと食べに来て、その時が元肥ですね。

(丸山)まさに自然の摂理だ。

→いやだって、果樹はみんな鳥の自然の摂理に従って生きているから。

(丸山)で、果樹自体は本来は鳥に食べてもらって、種を運ぼうとして、ということですよね。

→そういうこと。イノシシとか違うんで。元々この木はこんなに低くないから。だから基本は鳥なんです。で、鳥って南側の甘くなるやつをかじって、そっち側で礼肥えを落としていくんです。つまり南側に糞を落としていくから南側が甘くなる。

(丸山)向きによっても違うんですね。

→種の保存の法則で一番大事なのは、自分を一番生かしてくれるものに自分がどう対応するか。鳥が一斉にきて食べて終わる。でもそこには葉っぱがまだ絶対ついているから、元肥もちゃんと地面の中に入っていく。

(丸山)自然は凄いな~。

→だって、人間は関係ないもの。

【最近の畑の様子)

H300905。産地廻りレンコン圃場。今年も大風の影響で。

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