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2018.5.24 丸和さん勉強会(炭水化物堆肥の利用、ジャガイモの種芋)

◆越川さん圃場見学

◆市川さん圃場&堆肥場見学

◆吉川さん圃場&堆肥場見学

◆杉本さん圃場&堆肥場見学

◆島田さん圃場見学

◆山崎さん圃場&堆肥場見学

上記のテーマで勉強会を行いました。

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◆吉川さん圃場&堆肥場見学

■カブ

どうしても自然界っていうのは元肥無くて、窒素が無いから、小さく小さく育っていくから硬いんだけど、農業って最初から窒素をどーんと入れているから窒素が効き過ぎちゃうんだよね。そのブレーキをかけられるのが酢なんだよ。だから酢でブレーキをかけながら育てていくと、虫や病気が来にくくなる。一度試してみると良いよ。どうしても農業では元肥に窒素が入るから。自然界でそんなに窒素が入るのはあり得ないから。

(丸山)そういった中で堆肥がもう少し炭素率が上がれば、畑の中でお酢が出来てくるので、お酢の施用もそこまで重要じゃなくなる。

→だからC/N比が35を超えてくれば、お酢もいらなくなる。ただC/N比35を超える堆肥を作るのは結構大変なんだよね。

(参加者)時間が足りない?

→いや、発酵が難しい。

(杉本さん)70℃超えさせるのは堆肥は難しいんだぞ。55~60℃ぐらいはいかせられるけど。

→それをずっと維持できればいいんだけど。木が分解して酢を作るんですよ。でも温度がすっと上がってすっと落ちちゃったら、木が丸残り。そうするとお酢を作らないので。だから発酵技術がポイント。

(杉本さん)C/N比18ぐらいだと、とても作りやすいよね。

→そうですね。だけど自然界ではC/N比18なんてどこにもないので。その辺の山とか大体C/N比は80とか100だからね。Cが凄く多い。そして人間がやる畑とかはC/N比のCが大体10~13ぐらい。その分、窒素が多い。だから育つんだけど、そうすると虫や病気になりやすい。疑似的に炭素を酢で補ってあげるとか。

どうしても堆肥を作ろうとすると、糞の方が多くなっちゃうんで。そうするとやられちゃう。

炭素を多くするということは、ワラとかもみ殻を沢山入れる。そんなもの、堆肥を作ってくれるところは普通入れないものね。だって敷料にしか入れないんだから。無駄なものは入れないのだから。それをさらに入れるわけだから。

そうするとリスクがどんどん減る。

緑肥もね、大体C/N比15ぐらいしかないんですよ。緑で青々しているから窒素を沢山もっているから。

(山崎さん)これ、太陽熱処理するには?

→あのまますきこんで、納豆菌とかいろんな菌つけて。あのまますきこむとカビが繁殖するから。それこそややこしくなってしまう。

だから白菌とかは納豆菌を撒いてからすき込む。そうしないと後が怖い。まあ、こういう所みたいに菌がバランスよく安定しているところはすき込んでも大丈夫だけど、危ないところは意図的に菌をつけないとえらいことになる。

だから無農薬をここで簡単に作れているわけではなく、ここまで来るのに何年かかった?っていうやつだよね。随分かかりましたよね。

是非、大地さんでもね。桃カブ、サラダカブよりこっちの方が美味しいですよ。スライスして塩かけたら本当に美味いですよ。

(丸山)でも、この何週間前はキスジで畑でバンバン捨てていたっていうぐらいリスクがあるんで、良くできたものはそれなりに伝えてね。

→これ、化成成分入ってるとえぐみが出て食えないもの。

(吉川さん)今回、時間が無くて堆肥が全然手が回せなくて。

(丸山)空っぽ?

(吉川さん)いえいえ。この後見て下さい。

■堆肥場

全くいじったようすが無い(笑)石化しているもの。

(吉川さん)水分も全然やったきりだし。はて、これからどうしようかな、と

→向こう側のは?

(吉川さん)原料です。

まあしょうがないね。混ぜて寝かしながら色を出させるしかないからね。これはこれでしょうがないか。

(吉川さん)全然手が回らなくて。

→ちょっと発酵が未熟な部分が多いので、太陽熱を2~3割長くすれば。繊維が残っちゃっている。水溶化していないから時間長めに、土の中で。

(参加者)出来すぎより未熟の方が良い?

→出来すぎより未熟の方が良いですね。これ、原材料がもみ殻でしょ?だから害が出ないんです。

(丸山)これがチップとかだったら?

→結構、やばいですね。

だから、逆に完熟しちゃうと全く堆肥としての効果がないから。それよりは未熟の方が良い。

あと水かけて切り返して、ちょっと生っぽいやつを入れて仕上がる。

(丸山)ここまで行っちゃっていると堆肥の中で硝酸化している?

→その可能性はある。全く匂いがしないもの。アンモニアの匂いさえしない。

(丸山)これを逆に普通の堆肥と思って降って、太陽熱も何もしなくて作付けすると、初期にアブラムシとか出る可能性がある?

→そう。キスジもあるし。まあ後は手間だね、時間。どこを端折るか。24時間誰でも均等だからさ(笑)

■ジャガイモ畑

お~、ジャガイモ問題ないじゃん。

(吉川さん)7体入れてある。

→お~、良い茂り方しているよね。まあ北海道は腰の高さまでくるけどね。

これ、もう球数決まっているんじゃない。どれか1株ぐらい掘ってみれば数は見えるよ。今回アミノ酸を沢山入れているから、ストローが沢山出来ている、つまり小さいけど球数は沢山出ている可能性がある。 

出ていないね。これがたまたま少ないか。大体このぐらいの木だったら、7~8個ぐらいついていないともったいない。

 

でも4つぐらいか。ちょっと少ない。だとでかくなり過ぎないかい?これだけ木が強いと、まだ養分をどんどん送るから、この数だとでかくなり過ぎない?

普通7個ぐらいつかないと、この木だと良い感じの大きさにならなくて、みんなでかくなりすぎる。

 

これ、見てわかるとおり、みんな同じ大きさなんだよ。 みんなでかくなりすぎる。

(丸山)初期の効きが悪かったの?

→何だろう?これ、いつ植えたの?

(吉川さん)ほぼ4月に近いです。3月下旬。

→1カ月半で、収穫が7月、ということはまだストローが出るということ?普通だと親芋で作っているやつ、後から出るやつが1段、さらに1段となるんだけど、これは親芋だもの。2段目が繋がっていないのかもね。少なかったのかもね。

温かくないとダメなんだけどね。あと気温は?

(参加者)出だしは暖かくて、ここ2~3週間は寒いですけど、それ以外はどちらかというと暑さを感じた方が多い。

→そうですか。これからかな。あと1カ月あるからね。

これ種イモって半分で植えているの?

(吉川さん)sの半分で植えている。

→その大きさでこの大きさを採ろうとするのは詐欺だよ(笑)だから採れないよ(笑)やっぱり大きな種イモを使えば使うだけ、第二弾が早く出る。小さいのだったら本当に最初だけしっかり出る。

(吉川さん)そうですか。仕事も楽だし。

(参加者)でも芽は気にするんですけど、それなりにカットであればいいってことだと思っていて。

→でも、種イモの最初の養分が、最初に自分で出す芋の数を決めちゃうので。

(参加者)切らずにそのまま入れたら?

→そりゃ、切らずにそのまま入れたらそのまま出る。そりゃ一番なるよね。芋の形も普段通り出るから。

(参加者)じゃあ切る必要無かったんだ。

(参加者)でも傷つけた方が良いって、言うんだけどね。

→傷つける?あんまり関係ないと思うけど。

(参加者)断面の話で植えやすいっていうのじゃないの?

→あと、数がとれる。

(参加者)でも種の数を使うな。

→小さい種を使ったら最初のやつしか出ない。次はずれるんです。だから種イモの力があれば、最初の数がうんと増える。

(丸山)逆にsの半カットぐらいだったら、つなげるんだったら、窒素量が足りないのか、それとも?

→そもそもが足りない。力が足りないので。

(参加者)じゃあ、最初の種の養分で決まっちゃうということ。

→そういうこと。それは同じようにニンニクなんかも一緒。小さい種を使ったらもう出ないし。

→北海道ならこんな種を見たことないもの。北海道だったらLサイズ。だって良い種じゃないと量がとれないもの。

(参加者)ちょっとでかいぐらいの方が良い感じ?

→そう。北海道は寒いから、芋の力を使わないと量がとれないんです。でもね、種の出荷といってこんな大きさの種イモを北海道から本州に送っているのは聞いたことないよ。

(吉川さん)でもこっちの指定で。

(丸山)この大きさなら半分カットしないぐらいで。

→そう。

(参加者)じゃあ、最低でもMの半カット。

→そう。でかいのを選んで。

(参加者)重みじゃなくてでかさ?

→いや重みが無いのは中がスカスカだもの。北海道ではこんなの使わないもの。

(参加者)m使うんですけど、6はついていると思うけど。

→芋が大きいとそうなる。

(参加者)でも、6つくと大きさがまばらなんですよね。

→まあ選んでください。sは種の無駄。まあこれで大きくなって種イモがとれるならいいよ。例えば5個とってそのうち1個残すとかいうんだったら。でも有機でやっていたら、種取りしても結構大丈夫だよ。そうか病が出ていないなら使えるよ。みんな北海道の種と思いこまされているから、洗脳されているから(笑)

だから、そうかが出ていないものがあれば種取りしてみてさ。

(丸山)冷蔵庫保管?

→はい。乾燥気味のね。水っぽいとだめ、乾燥気味の方が良い芽が出るから。

これは無理よ。5個とれて良い方。

(参加者)あぁ、種からしてね。

(参加者)ちなみに青芋は種イモでもOK?

→大丈夫ですよ。あの青くなったやつの方が節間が短く出る。ぎっしり。青いやつって日が当たって緑色っぽくなったやつね。

結局、最初の大きさは種イモの力。コアのね。心臓部みたいなもの、それで根っこが出て拾いだしたら次のやつがね。だから1段下がるんだよね。まだついているから、また小さいやつがとれるかも。それで7個とれるかもね。

(吉川さん)邪魔芋になっちゃう(笑)

→まあ、これで1回やってみましょうよ。

【最近の畑の様子)

H301119。産地廻り今年の人参。9月の曇天で例年より丈が長い。

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