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2018.7.24 龍ヶ崎水稲勉強会

◆座学

◆圃場見学

◆今日のまとめ

 

上記のテーマで勉強会を行いました。

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◆圃場見学

(参加者)凄いね。葉幅も広いし葉っぱの肉厚も凄いし。この調子で晴れれば凄いよ。

(丸山)12俵ですかね(笑)

(関口さん)12の壁は大きいよ。その先取るには、窒素を入れないといけない圃場にしないといけないし。

 

(丸山)葉幅は1.6㎝。粒数は120ぐらい?

(関口さん)俺の予想は660近くは行くんじゃないかと思います。

(関口さん)1本抜いてみてよ。

→ちょっと少し黒いですね。少し水が入ってますね。

(関口さん)水を張っていると、直下根があまり伸びない感じがするんだけど?

→いや、それは最初沸いたかもしれない。沸いていなければ残ります。そこが消えちゃっているんです。

(丸山)後からの水でも沸いちゃうんですか?

→いや、関口さん、最初に菌を撒きました?

(関口さん)入水期はオーガニック撒いて、酵母も撒いた。

→乳酸菌は撒いていない?乳酸菌を撒いたら抑えられた。それが原因だと思う。酵母菌は腐れを抑えられない。腐れを抑えるのは乳酸菌。だから、発酵と腐れが同時進行で起こってしまった。

水がちょっと富栄養化しているから乳酸菌が必要だね。

腐れは硫化水素。

長さは113㎝。丁度良いぐらいだね。

(関口さん)これこの後、少し実が重くなってきますよね?そうすると根っこからクルっとなる?

→下の根っこがちょっと無いから、ちょっとクルっといっちゃう可能性がある。普通は下の真ん中の根っこがアンカーになって。倒れる時って、真ん中ががっちりくっついていれば大丈夫なんですよ。

いかに横が這っていても、倒れる時は持ち上げられちゃうんです。だから下の根っこが無いからちょっと危ない。ここって初めてですか?

(関口さん)2年だな。

→ちょっと安定していないかもね。

ここが張っていると、錨になって、倒れようとする時に吸い付いて。でも横だけだと倒れそうになる時に持ち上っちゃう。だから基本的に最初の真下の根っこが大事。

最初の根っこが生きていればバッチリ。最初の葉っぱは枯れていますから。

(関口さん)酵母だけじゃなくて最初は乳酸菌が必要。

→せっかく酵母菌を撒いてアセチルコリンが出て細かい根っこが出ても、その前に死んでいるやつが多いとね。

坂本さんのところはバッチリ白い根っこがね。ここは特有の状況がね(笑)

じゃあ、次は後ろです。坂本さんとこ。

(稲がなかなか抜けない程)(丸山)簡単に抜けるかどうかはすごい簡単な指標ですね(笑)全然力のかかり方が違う。

全然良いですね。

(参加者)凄いな~。

(参加者)匂いもほとんどしない。

(参加者)3本でこんだけ。

(参加者)116mmの45。

(関口さん)横からも根っこが出ているんだよな。

→アミノ酸です。

(参加者)水の中に入っているから、空気のあるところから出てくる。酸欠かな?

(丸山)でもこれだけ根毛みたいなのが出ているからね。

→アミノ酸で出ているんです。

(丸山)ここから何を養分を吸うんですか?

→普通に窒素吸います。

(参加者)水を切ったら消えちゃう?

→水を落としたらね。だから、ある意味ではアミノ酸がありましたね、ということ。

(丸山)これを使って稲はどこに活用するのですか?

→上に、遅れているやつに。外側のやつは遅れているやつなんです。内側のやつは下から吸っているので。

(関口さん)先生、コシヒカリが今年1枚ぐらい多いの。止め葉が17枚もあるの。

→これだけ天気が良いからね。葉っぱが多いと光合成が良いので、収量がとれる可能性がある。

(参加者)要するに、上位5枚を例えば並べて、総面積で光合成を受ける面積が多くなるから。

→そうです。その分、食味が上がる。但し気をつけなくちゃいけないのは、こういう時って窒素の食いが早いんですよ。となると失速するので米が小さくなる場合があるんですよ。だから千粒重が軽くなるんです。そういう場合は補肥。

これでやると粒の数が決まっちゃっているので、あとは粒が大きくなるんです。この時にアミノ酸じゃなければ全部食味が落ちるんです。

(参加者)853とか。

(丸山)化成とかだと。

→ぼろぼろ。

だからこの横から出ているのはアミノ酸が効いている証拠だからOKです。だから出来るだけ酵母菌とか入れた方が良いですよね。根っこが痛んでいるから。

凄い分げつしている。揃っていますね。最後の止め葉もほとんど揃っている。

(丸山)節もいいですね。くびれができる。

(参加者)さっきのと比べてどうですか?

→まだましです。ここでは何回か作っているでしょ?だから菌も安定しているんです。

だから、途中まで同じ長さということは、調子が良い証拠。同じ吸い方をしている。

この色が他の色と比べてマンガンが無くなると薄くなるんですよ。

で、さっきのと1番の上のと一緒に太陽にかざして比較してみるんですよ。

同じですね、大丈夫、マンガン欠乏していないですね。だからもうやらないで大丈夫。ただ、やっても過剰にはならないから。

マンガンが無くなると止め葉の方が薄くなるんですよ。

(参加者)うちの砂地のところは抜けやすいんですよ。

→そういうところはマンガンをやった方が良い。2kg2回ぐらいやった方が良いかも。マンガンは米の甘さを決めちゃうからね、やばいですよ。

(関口さん)米の甘さを決めるのはマンガン?

→甘さを決めるのはマンガンと、あとは苦土と石灰。この3つ。石灰効いていないと全然だめ。

(参加者)この止め葉が展開してから、マンガンと苦土と石灰と交互にやってもいいんですか?一緒にやっていいんですか?

→基本的には土壌分析して、足りないのはどれでも今の3つはやった方が良いです。だから川上さんのところは抜けやすいから気を付けた方が良い。だから施肥設計の中では、補肥の窒素と苦土とマンガンの3セットになります。ただ、こういう所は苦土とマンガンがあるから窒素が見える。

(参加者)うちのところは色が抜けると、「あぁ、窒素が無くなった」とみなさん勘違いをして(笑)それで窒素を入れて失速しちゃう(笑)

(関口さん)これで秋の内に苦土石灰を撒きますよね。それで田んぼ始まって、天然苦土あたりを田んぼに植えて1カ月ぐらいで撒いても大丈夫?

→いいです、大丈夫ですよ。どっちにしろ苦土を入れすぎるということはほとんどない。理由としては入れすぎたら鉄が足りない。通常の倍ぐらい入れないと過剰症は出ないんですよ。だから通常70kgのところに150kgぐらい入れないと過剰症が出ないんですよ。150㎏なんて尋常じゃないから(笑)

(参加者)苦土は過剰ということを考えなくていいんだ。

→そうです。どっちにしろ吸われなかったら、米のぬかの中に入る苦土なんて量が知れているから。限定だから。それも葉っぱと茎で戻るんで、苦土は。

(参加者)秋の内に葉っぱに戻るんだ。

→そうです。だから分析したら、上へあがってくるから、何回か過剰症をやってもどっかで帳尻合うんです。

こりゃなかなか抜けないや(笑)

やっと抜けた(笑)

(丸山)根っこがあるから泥がなかなかとれないね。

→根が白いよね。綿根がね。酵母撒いたでしょ?

(関口さん)酵母、蒔いたよ。

→下も全然死んでいないよね。

(丸山)周りの細かい根っこが凄いよね。

(参加者)周りの細かい根っこに泥がついてとれないんだ。

→これが痛んじゃうと駄目なんですよ。

(参加者)硬いし太いし。

これ、バリバリ割ってみて。無理だね(笑)

倒伏の心配が全くないけど、コンバインが本当にやばいよね(笑)

(関口さん)じゃあもう酵母、乳酸菌は作ったら流し込みで?

→はい、必須ですね。乳酸菌はここは入れましょう。

光合成菌より良いので。基本的に発生させない方が良いので。光合成菌は出ちゃった時用で。予防医学で行かなくちゃいけないんでね。

(参加者)栽培基準に乳酸菌と酵母菌を埋め込んで、いつにやりますよ、とか。

(関口さん)乳酸菌を先にやって、糖蜜の中に入れておいて、1日置いておいて、酵母菌が出来たら入れて、それで流し込む?

→そう。

(参加者)培養もそっちの方が簡単ですよね。

(参加者)光合成細菌だと面倒臭いから(笑)時間かかるし30℃とか。だったら簡単に培養してこまめにやった方がコストも安い。

→ここは同じ水なのに上が黒くなっていないんですよ。菌の影響が出ているよ。さっきのところは黒かったんですよ。

(参加者)株元が全然違うね。

(関口さん)止め葉も出ているものな。じゃあ、先生、ここら辺がマンガンのやる時期?

→はい。ここからが光合成の一番大事な時期。

(参加者)硫酸マンガンとかがいい?

(丸山)うん、硫酸マンガンとか。

 

→何㎝あるかな?相当広いね。

これ1回、1枚、2枚、3枚目の葉っぱまで切って並べてみて。

まあ、2枚、3枚目がいっしょぐらいで。ただこの時点で短いよね。止め葉は短いよね。OK。美味い米になりそうだね。

(丸山)これが逆に長かったら?

→うん、逆に止め葉が長かったらタンパクが高いよね。昔はそれで良かったけど。窒素が残っているよね。倒伏の危険性がある。これなら安心して補肥を打てる。

はい、OKです。

【最近の畑の様子)

H301119。産地廻り今年の人参。9月の曇天で例年より丈が長い。

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