2019.5.17 丸和さん勉強会(深くまで気層を作る堆肥作り)

■杉本さん堆肥場

→だから化成やっている人は面倒臭いからといって、わざとこっちに過リン酸石灰を撒いちゃうんです。で、ここで水溶性にしちゃうんです。水溶性にしちゃえばくっつかない。

一番悪いのは、肥料と土の接触面で化学反応が起きるから、水があんまりないとね。これリンが水溶性になればくっつかない。だからここの堆肥で水溶性にしちゃう。

初期か中期で一緒にしちゃって、ここで溶かしちゃう。

(丸山)最後の最後で、振る直前だと溶けない?

→うん、粒が残っているから、畑に入っちゃうとくっついちゃう。

(高橋さん)中盤というのは嫌気にするときに加える?

→そう、酸性になる。今、この堆肥はアルカリ性に変わっているけど。これ、杉本さん、酸性ですかね?

(杉本さん)う~ん、まだ初めだから見ていないけど、下がってもph5ぐらい。

(丸山)これ、菌床堆肥?

(杉本さん)うん、1/3。

→菌床入っているから、phは下がるはず。そうするとリンなんかは良く溶けちゃうんです。そうすると水溶性の液肥みたいになる。花のつくものは大喜び。

(高橋さん)最初に菌を入れるために窒素系のものを入れるじゃないですか。それとは別に、嫌気にするときに米ぬかを入れちゃって良いんですか?

→うん、リンを溶解性にするために。

(高橋さん)その時の量というのは?

→土壌分析で足りないものを計算して。

(高橋さん)自分の畑の土壌分析をして、それに足りるような量を?

→撒く散布量からね。

(参加者)本当にそのままだとリンはどうなっている?水溶性になっていない?

→水溶性に一部なっています。一応腸内で分解を受けているから。だけどタンパク質がくっついているから、まだ水溶液になっていないのが多い。糞は基本的にタンパク質だから。

(参加者)タンパク質が分解してリンが吸収されやすくなる。

→そう、そういうことです。リン吸というのは、基本的にリン酸の肥料があるでしょ、それが溶けだした時に水が少ないと反応が起きちゃうんですよ。水が多いと砂糖水のように流れちゃうだけだから、何もくっつかないけど。だから水気の多い状態にするのがポイント。

だから肥料を地面に撒いたら触れた時に雨が降ると肥料と土がくっつくでしょ。そこは水が少ないでしょ。そこで化学反応が起きる。そこに吸着が起きちゃう。

(参加者)鉱物だから?

→鉱物というか水が少ないから吸着が起きちゃう。結晶化を起こしちゃう。

どういうふうに言ったらよいのかな?例えば、お酢に卵の殻を入れるじゃん。すると卵の殻が溶けちゃうでしょ。で、お酢を蒸発させたら下に粉が残るじゃん。結晶が。そういう形になる。それが逆に土にくっついている状態。そうすると今度はそれがなかなか水に溶けない。で、肥料というのは水に溶けないと駄目なんです。

 

この堆肥なら間違いなく菌が一回食べて、体の中にATPとして取り入れて、水溶液になっているから、水溶液に解放されるからあっという間。化学反応は置きない。

(杉本さん)この状態で1カ月ぐらい水をかけて、外の乾いているのと中のを入れ替えて、1カ月ぐらいやる。

→良いですね。そして時々ぬめりをみたり匂い嗅いだりしてね。

(杉本さん)それでエアレーションを止めちゃおうかな、と思っている。

→それでいいと思います。でちょっと変な臭いがするんだったらエアレーションを再起動して。

(杉本さん)うちに来た時にまだ豚糞で窒素が少し臭かったんだけど。

→まあここの1カ月内外で腐ってなければ途中しくじってもそんなに失敗しない。ここで失敗するとエライ事になる。タンパク質がいっぱいあるじゃないですか。それが嫌気に行くと硫化水素が沸いたり何なりしちゃう。そうするとなかなか戻せない。つまり、腐敗と発酵の分かれ道が最初で決まっちゃう。

(杉本さん)もうちょっと温度が上がればいいな、と思う。

→いや、でもね、これ腐敗しているとハエが多いんです。だから全然問題が無い。どっちかというと若干酸っぱい匂いがする。

(丸山)水分、若干少ないぐらい?

→いや、これ、掘ったら結構ある。

(参加者)これ、完成は何か月後ですか?

(杉本さん)7月に使えるよ。人参の太陽熱に使おうとしている。

(丸山)だからあと2カ月?

→だから堆肥の作り方としては普通ですね。

(丸山)これ、戻し堆肥は量としてどのぐらいですか?

(杉本さん)1/3.

→贅沢に入れていますね。混ざればいいかな、と。

(丸山)1/3が基本的にあるから菌量が多いので、初期のスタートが凄い強いんで、悪くなりずらいし。

→そういうこと。それが生でスタートしたら(笑)

(丸山)それで7月に入れたら(笑)

→相当の被害が出る、臭いで(笑)つまりこう考えてもらえればと思うんですが、腐ると言うのは繊維系ですか、それとも糞系ですか?糞でしょ。つまり、腐るという言葉がどういった物質に使われるかと言うとタンパク質なんですよ。

例えばお砂糖やデンプンは腐らないんです。砂糖は薄めても腐らないでしょ?Nという分子が腐るんです。

(杉本さん)でもNが逆に無いとね。

→そうなんです。だからNをどうやってこういう形に持っていけるか。それが腐敗という現象になると、分子構造でいうとCOOHというカルボキシル基が無くなっちゃう。

(丸山)片手なのか、両手なのかという。

→そう。だから分子は両側にくっつく手をもっていなくちゃいけない。それは向きが逆なんで。で、嫌気性をやっちゃうと酸素を持っているところが無くなっちゃうんですよ。そうすると片手落ちになって分子結合起こさないようになっちゃうんです。そこから腐っていく。

(丸山)ハエが飛ぶ。奴らは片手が無い奴を自分の中で両手に出来る仕組みを持っている。

→だからここに来た瞬間に、虫の飛び方でわかる。さっきの越川さんのところはハチが飛んでいたでしょ。ああいったところはきちんとした発酵経緯。

今、ハエが居ないんだけど、エアレーションがとまったら大変なことになる(笑)地獄を見る(笑)

だから全部分子結合なんです。

 

(高橋さん)水分が多いと腐敗に走るのは酸素が無いから?

→そう。基本的に鎖が切れるというのは、当然、加水分解の時は炭素が抜けるから。炭素は4つの爪を持っているので、これでつなげているんですけど、酸素が来たことによって、逆に二酸化炭素としてボンと出ちゃうと、つながりが4カ所切れるんですよ。そうするとお互いの分子が切れやすくなるんです。なので必ず二酸化炭素が出なければだめなんです。その時に二酸化炭素が出るから分子が小さくなるんだけど、酸素を入れれば二酸化炭素が出るのはわかるじゃないですか。でも、嫌気でも二酸化炭素が出るんです。何故かというと必ずタンパク質にはNとCOOHというのがあるんです。そこのCOOが二酸化炭素になるんです。身を削って出す。そうするとカルボキシル基が無くなっちゃうんで、これ腐敗物質になっちゃう。

だから必ず、片方がCOOH、もう片方がNH2というやつ。で、必ず分解するときはCO2が出なければだめなんです。分解というのは分子を小さくする、食べやすくするということ。

で、酸素を入れると他の炭素が出てくる。だからカルボキシルが残っているんです。何にもなければ仕方が無いからここのCOOHのCOOを外してるんです。そうするとそれは使い物にならなくなる。そうすると臭いがとんでもなくなる(笑)

腐敗物というのは、植物の細胞増殖も人間の細胞増殖も同じアミノ酸なんで、だからCOOHというのを必ず持っているんです。で、腐敗物だったら人間の方が必ず先にやられるから、すぐわかる。食べた瞬間にわかる(笑)鼻をつまんでもわかるから(笑)

 

だからOKです。これは1週間たってハエが飛んでいないので、間違いなく発酵の方に進んでいる。

(高橋さん)ハエというのは小さいやつ?

→小バエはまだいいんです。大きい奴がダメ。あれは完全にアンモニア臭にくる。 

■人参畑

調子が良いじゃん。土も柔らかい。繊維が多いから酸性になっているから、酢酸が出来る。そうすると何が起こるかというと水が少なくても出来ちゃう。だからあんまり水を撒かなくても人参がとれちゃう。

(丸山)それは何でですか?

→酢酸の分子式はC2H4O2ですよね?=C2(H2O(2))なんです。水の分子が最初から2つ入っているんです。

(丸山)だから乾かない。なおかつ蒸散がしにくい。

→炭素が固定化しているから蒸散しにくい。アルカリ性の堆肥だと蒸散しやすい。PHが酸性の堆肥は干ばつに強いんです。

(高橋さん)豚糞が入っていても廃菌床が1/3入っていれば酸性になれる?

→多分、なれると思う。だから今日もちょっと酸っぱい匂いがしたので、酢酸系だよね。

ここは水が多いような生育だよね。徒長気味だ(笑)

(丸山)キノコ、廃菌床を使う注意点として、生は絶対だめ?

→生は絶対だめ。でかいカビの胞子がここに飛びまくるから全部枯れる(笑)だから絶対カビ系を分解してから使う。廃菌床の鉄則です。

(参加者)廃菌床、針葉樹でも?

→針葉樹でも大丈夫です。一度菌が回っていれば。

生で使って全滅したのがうちの元社員(笑)エリートと思ったんだけど、手抜きをしてエライことになった(笑)Hで始まる三重県のね(笑)青カビ出ているのに止めとけって言ったのにね(笑)

だから堆肥場で発酵させないと。あそこでカビを殺さないと。あそこは表面が湿っているので胞子が菌が出るんです。で、切り返されちゃうから、中に入ったらもう胞子作れない。

(高橋さん)基本的に糸状菌を殺すのに納豆菌とかつけなくても切り返すだけで?

→あんまり高くしない。40℃、いっても60℃。

(高橋さん)それは糸状菌をその段階で出さないといけないから。

→そういうこと。温度を高くするとカビは我慢して発芽しないから。残っちゃう。じわじわと騙くらかす(笑)

(高橋さん)どのぐらいの切り返しで?

→大体3回か4回かで糸状菌を殺す。だから杉本さんの所はカビは出ないでしょう。だから高橋さんのところ、カビ出るでしょ(笑)

(高橋さん)アミノ酸系をやるとパッと出ます。それが出ないんですか!すごいですね!

→だからバチルスやっているから。上手く発酵やっているから。もう何年もやっていますよね。

(杉本さん)ここら来てもらって20年ぐらい経つかな。

→最初は堆肥はゴミだと言った。越川さんが切れなければこうならなかった。

(高橋さん)堆肥は偉大ですね。

→本当にあそこの堆肥の改造が無かったら、丸和さんはあと3年ぐらいで終わっていましたよね。

(高橋さん)セルロースとリグニンの方に気持ちが引っ張られていたけど、納豆菌がそこまでとは。

→もうあそこの堆肥は最強になっている。

(高橋さん)その最後に酵母菌、乳酸菌、あのラクトバチルスをやったって、バチルスは残っていることですよね、凄い!

→全然びくともしない。

(丸山)しかもずっとやっているので、地元の菌が、ここに居つきやすい強い菌が残っている。在来菌というか。

(高橋さん)その在来菌というのはそこで何の役に立つのですか?

→そこの環境に合う。温度から水分状態から全てにおいて。

(高橋さん)あぁ、それを整えてくれる方の。

(丸山)そこでやつら一番強いんで。

(高橋さん)納豆菌とか後から追加する奴に比べても強いんですか、へー。

→もう大きいの穫れるんじゃないですか?ちょうど葉付きで売れる。あと10日かな?

素直でまっすぐできれい。土壌が柔らかくないと先端が無いんです。

これがアルカリ性堆肥になると、この先端が無くなるんですよ。一番良いのは抜きところがポンと気持ち良いんです。ブチっじゃないから、ポンなんです。

(高橋さん)背が高いのが良いんですか?

→葉っぱの枚数が多いのが良い奴。これ、まだ若いのにオレンジの色が出ている。普通は若いと白っぽいからね。

(参加者)いつ頃、播種したんですか?マルチはなし?パオパオも無し?

(杉本さん)1月頭。マルチもパオパオも無しでトンネルのみ。

(市川さん)人参はパオパオやるとモヤシになっちゃう。やっても良いけど、発芽したらすぐに剥がさないと。

(参加者)草対策は太陽熱?

(杉本さん)手だよ。

数値を見ると熱水にしてもミネラルがだいぶあるよ。恐らく普通の分析だと20~30だよ。潜在的にはあるから不足はしていない。実際はあるということ。

(丸山)うちとしてはバランスを見る形で、マンガンと鉄のバランスで比率が悪い時は鉄を入れる。

→本当に無い時は熱水抽出しても出ない。そうすると人参が白い人参になる。短いしね。

(丸山)杉本さん、1番の畑のピーマンの畑は、CEC14と結構高いんですけど?

(杉本さん)だけどそこ、リン酸も少ないべ。ハウスの割には。

(丸山)でも8だからある方。

(杉本さん)あっちがトウモロコシとズッキーニ。うちの細い玉ネギが物になるか見てもらえる?

→要するに水ですね。今からそのぐらいの太さだと、収穫が8月中旬か下旬になると思うんですよ。そのちょうど肥大期に水が無いとね。

■玉ねぎ圃場

凄いじゃないですか。あと2カ月。水はかけた方が良いね。

ただ問題は肥大期に水が無いと肥大しないので、干ばつになっちゃうと駄目。水が撒けるかですね。

(杉本さん)これ、2.5万本蒔いたんだよ。3月15日頃に定植。

→もうばっちり。越川さんのところがこれだけ揃っていたら良かったのに(笑)

ここはOKですし、揃っているし。

とにかく今から重要なのは生育が早くなるので水をやって葉っぱを早く出しちゃうんです。早く早く。これが遅れると締まりが悪いレモン球になっちゃうんです。

いかに水をやって早く葉っぱを出しちゃうか。そして葉っぱを出して窒素が切れれば、あとは下はまん丸に育つ。これが下手に窒素の吸いが悪いと、全部レモン球になっちゃう。一番味が乗らない。

水が無いところに限って上が伸びてレモン球になる。良い奴は葉っぱがすぐ出ちゃうから丈が短い。そうじゃないと棒みたいになる。

だからこういう風に葉っぱが勢いよく出ているでしょ。これで葉っぱをどんどん出しちゃう。

(丸山)光合成が出来る葉っぱを作るのか、光合成が出来ない茎を作るのか。

(高橋さん)水やらないと茎が?

→水やらないと肥料の吸いが遅いでしょ?そうすると次の葉っぱが出るのが遅くなる。その間、茎が伸びちゃう。

(丸山)上がってくる窒素をどうにかはけさせないといけない。

→とにかく水があればボンボン葉っぱが出ちゃうから。そうすれば栄養成長の時期が早く終わる。そうすると生殖成長で太る。

(参加者)水が多くてダメということはありますか?

→腐ります。根腐れ。多すぎたやつは高橋さんに良く聞くと(笑)

(丸山)そのために土作りをして、団粒を作ることで、保水力を作る。

→つまり、土かちかちだったら水がすぐたまって酸素が無くなって根腐れが起きる。でもここは、、、棒は無いよね?ここは実は地面の中に棒がスポンと入る。ということは同じ水を入れても水の分散が広くいくから、水が溜まらないんです。

ということは、酸素もあり水もありだから、根腐れ起きない。だから水があるという時は、必ず土を柔らかくしなくちゃいけない。そうすると酸素の量が減らない。

 

じゃあ、20㎝のところばかり気層を増やすと、乾いちゃう。じゃあどうしたらいいんだ?というと、下に気層を増やせば良い。丁度よい気層を硬盤があってそこで終わり、だと水を入れると気層のところに水がすぐいってアップアップになっちゃう。

そうじゃなくて、地面の中まで気層を作っちゃう。そうすると、水はそっちまで移動してくれるから、それは必ず吸い上げられる。だからあの堆肥で土を膨らますんです。だから硬盤を抜かなくちゃいけない。

(杉本さん)でも、おかげさまで良くなったよね。水が溜まらなくなったよね。

→前から比べたらね。他の所は水が溜まっても、みなさんのところは水が溜まらなくなったよね。でも休めないよね(笑)雨が降っても。午前降っても午後からトラクター(笑)普通の畑はビショビショになっているから1日は休むから。

 

ということでOKです。とにかく水で一気に育てて下さい。これ、全部収獲でますよね。

(杉本さん)これ1本50円としてここで100万になるんだよね。2.5万本あるんだから(笑)

(参加者)良く出来れば1反歩70万ぐらいになるからな。

→全部出れば125万。サラリーマンのボーナスより良いですね(笑)

 

(杉本さん)3日前に雨降るといったけど降らなかったんだよ。

(丸山)雨降りそうな時に、降らなくても潅水して欲しい。

→大体外れるしね。

(丸山)湿度ある時には水をまっているような状態になっているのかな、と。逆にカンカンな時は逆に水を蒸散しないように土はなっているのかな、と。

→土は表面は乾くからね。

(丸山)だから降っても降らなくても曇って湿度が良い感じだったら、水をやる。

(杉本さん)俺、結構水をかけているよ。

(丸山)特に一般の人より根張りが良いので、吸収量が全然違うんですよね。だから他の人がこれでいいだろう、という状態でも、めちゃくちゃ水がいる。

→そうそう。量も穫れるけどね。

(丸山)怖いのはいったん乾いちゃうとトラブル要因が増えるので、いかにそこまで落とさないか。

→土を湿らせておくと水は均等に入るんだけど、一回乾かしちゃうと、水道が出来ちゃってそっちに入っちゃう。

(参加者)あとは雨に気を付ける。

→あの、少しぐらいの雨ならいいんだけど、大雨だと中まで入られて、中に水が溜まっていると中から腐るから。でも、多分水はけが良い畑になっているから、そう簡単な雨ではならないと思うよ。

特に葉っぱが立っている内は、結構雨が降っても大丈夫だよ。

(丸山)寝た後がね。

→寝た後がやばい。

(丸山)乾燥して水吸えなくて寝た後がやばい。

→どうにもならなくなる。

(丸山)乾燥してなくて、そこそこ生育した時は、窒素が無くて倒れているから大丈夫。

 

(参加者)マルチ張りっぱなしでもいいんですか?それともマルチ外した方が良いんですか?

→これは外しが方が良いね。だってこれから水がどんどん必要なのにマルチしたままだったら、雨が当たっても入らないから。

(高橋さん)結構すべての野菜が初期にマルチを張っていて、後半、剥がした方が?

→うん、だってこれ、マルチを張るというのは温度をとるという意味だもの。今から全く意味がないじゃない。黒マルチなんかやったら余計過熱して。某生産者はナスの根が焼けちゃってね(笑)

(高橋さん)あれは今から思えば良い経験でした(笑)

→水かけたら中まで煮えていた(笑)

だから今からは水を当てて養分を早く吸わせる。

 

(参加者)これ、苗買って植えたんでしょ?

→これ、随分良い苗ですね。

(杉本さん)その後の管理が良かったんじゃないの(笑)だって何回水かけたか。

(丸山)やっぱり水だな。

→水ですよ。逆に良い土が出来たら水だけになる。水の管理だけ。失敗すると追肥だとか手間がかかる。ちゃんと柔らかい土が出来ていて水が浸透する、肥料も均一になっている、となると水を切らさないことだけですよ。

(丸山)その水の追肥の感覚って、堆肥作りにも大きく影響するんじゃないですか?

(杉本さん)だから毎朝見て水を欲しがっているかな、って。

(丸山)作物を作るような、同じですよね。

→堆肥に必要な水の量と、この畑に必要な水の量ってほとんど同じなんです。湿り気具合。

(参加者)玉ねぎに水をやるタイミングは?

→杉本さん、わかります?

(杉本さん)そりゃまず苗を植えた時でしょ、その後、様子見てかけてあげて。活着すれば芯が動くはずだから。向こうにネギを植えてあるけど、水をかけなかったら芯が動いてこないから。

(参加者)やはり植物の動きを見て、と言う感じで。

→マルチの下はどう?

(杉本さん)わかんねぇ(笑)

(丸山)でも掘ると黒い土が出てくるから。でも怖いというのは、この乾燥が続くとね。

(高橋さん)blofはマルチが無い方が良い?

→そんなことは無い。マルチの方が揃いが良いし。

(高橋さん)やっぱり初期だけか。初期の保温と保湿。

→さっきの玉ねぎ畑と一緒よ。初期の保湿と保温。

(参加者)根が煮えちゃったというのは、根が伸びてきてマルチの付近に来た部分が煮えたということ?

→あと黒マルチだから熱が伝わるじゃない?そこに水をやると水が蒸気になって土の中に入っていくんです。蒸されちゃう(笑)サウナ状態。手を突っ込むとやけどレベル(笑)

(参加者)あと草もね。

→どうもね、草の方の誘惑に負けちゃうものね。

あれ、誰だっけ?加熱マルチでピーマン焼いちゃった人。ハウスで。山崎さんじゃなかったけ?夏にピーマン、マルチ張りっぱなしで根っこ焼いてしまったの、山崎さんでしたっけ?大昔?

(山崎さん)大昔はみんなマルチやっていなかった。

→そうだ、越川さんのところだったかもしれない!地割れしていたよね。あと潅水チューブもね。

(越川さん)水をかけた方が良いって言われてね。

→そしたらワーッと化け物になって。

(丸山)その前はオオタバガが後半に大量に発生してね。それが潅水したらそんなにひどくなくて。

(越川さん)水をかけたら良くなった。水をかけない方が良いと思っていたら、太陽の熱で焼けちゃっていた。

→水が無いので蒸散が出来ないので、だからどんどん熱が溜まって緑じゃなくて赤茶けてしまって。

(参加者)マルチだと保水されちゃうのかな、って。マルチだとあまり熱が伝わらないのかなって。

→今度は良い面で、高橋さんの所でマルチに穴を空ける良い材料持ってきて。バスバスと板に釘をいっぱい打っているのでやると、マルチがかかっていて草が出ないんだけど水かけると普通に染み込む。

(高橋さん)でかい釘の時は大きな穴が空いて草が(笑)前はU字杭で雑にやっていて、その時は穴の直径が2㎝になって(笑)

→それは出るわ(笑)

(参加者)穴空ければ大丈夫なのですか?

→その上に水かけたら中に水入るから。草は出ないし蒸れない。

(参加者)なるほど。初期はかけっぱなしで後から水を入れる穴を空けたんですね。

(高橋さん)最初からです。

→基本的に釘の穴だから塞がっているんだよね。ごっつり穴が空いているわけじゃないんだよね。

(参加者)穴が空いているのが見えないぐらい?

(高橋さん)う~ん、ネジでやっているのは穴が空いているのは見えます。

→釘じゃなくてネジだとほじっちゃうからね。

【最近の畑の様子)

R11016。船橋のキウイフルーツ圃場。あまり見かけない品種のブルーノ。

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