2020.7.3 龍ケ崎水稲勉強会

◆座学

◆圃場見学

◆今日のまとめ

上記のテーマで勉強会を行いました。ご覧になりたい項目をクリックすると、詳細ページに飛びます。

◆座学◆

面白いのが、これなんです。ちょっとみて欲しいのが、納豆菌はカビの抑制が出来るんです。ということは、紋枯れ、イモチが発生したとき、あれはカビの病気なんです。しかし、秋にその菌がついていたとしても、ワラを分解するときにこの納豆菌を使ってあげると、翌年まで持ち越さないんです。全員やって下さい。まあ出てないと思いますけど。まあ、万が一のこともになれば、こういう良い作用がありますよ、ということで。

(丸山)去年は勉強会の後、カメムシが地域によってはずいぶん、大爆発したようで。

(参加者)先生、これってワラだけでなく籾殻なんかも分解するんですか?

→もちろん。我々、納豆菌、まあ正式名称はバチルス菌、この中で籾殻を分解する強い菌を探したんで。まあ、ワラを分解できれば籾殻も一緒なんで。今、かわなかじまが一番酵素力が強いです。

(参加者)ワラも籾殻もセルロースで分子構造は一緒ですか?

→一緒です。若干、ケイ酸が入っているけど。基本的に構造は一緒です。

(丸山)菌で分解させるには、出来れば風化とか光にちょこっと当てて光分解させると、菌もとりつきやすくなる。

→紫外線を浴びると有機物の分子の接続部分がゆるくなるんで、食べやすくなるんです。まあ、そういう風にしてもよいですけど、まあ、ph調整して石灰と苦土を入れながら、ナトリウムとか使ってあげると、結構早く分解する

(丸山)そこの部分で失敗しないようにするために、結構やりがちな深うないとか。それやっちゃうと、酸素が無くかつ温度も低く、というところに入り込んじゃうと、いくら菌があっても環境が違うので動けなくなっちゃう

→そうですね。深うないは納豆菌は不得意です。

(丸山)そういう意味で、表層カルチじゃないですけど、やって、温度もとりながら酸素もある程度とって。

→徳島でやっている人は、表層10センチのところを本当にワラもなくなっている。何をやっているかというと、何回も耕しているんです。耕すとちぎれるでしょ。ちぎれると表面積が増えるとさらに菌が食べちゃって、春先になるとワラが見えないんです。そういった物理的なことをやることも、ある意味、水溶性炭水化物を増やすことにつながる。

 

(関口さん)要は秋に納豆菌を撒いてうなえば良いということでしょ?

→そうです。あと多少発酵鶏糞。えさですからね。なんで発酵鶏糞が良いかというと、中に石灰があるんですよ。石灰を減らせるじゃないですか。

(関口さん)今回、鶏糞をもってきたからあとで調べてもらおうと思って。

→これ、ジッパー付の中に小さじ1杯ぐらいいれて、ミネラルウォーターを入れて鶏糞を隠れるぐらい入れて、ハウスの中で3日ぐらい置いておく。それが鼻をそむけるような感じなら、根痛みを起こします。硫化水素が発生する。

(関口さん)お湯でも大丈夫ですよね?

→100℃のお湯を入れると腐敗しちゃうと殺菌しちゃうから、ミネラルウォーターをやる。で、水道も塩素が入っているので、また殺菌しちゃうから腐りがわからなくなる。だからミネラルウォーターでやって下さい。発酵鶏糞をやるときは絶対やって下さい。過去にさんざんな目にあった方が沢山いますから。

(丸山)いくら発酵といっても信用出来ないのがいっぱいあるから。

→信用出来ないのがおよそ8割(笑)面倒くさいから発酵鶏糞といいながら実は乾燥鶏糞なので。で、実はそこにはスカトールという物質があるんです。生はスカトールという物質なんです。スカトールはアミノ酸に似た物質なので、吸っちゃうんですよ。で、吸うと何が起きるかというと、根腐れを起こす。だから発酵鶏糞の失敗は腐れ鶏糞。

(丸山)通常両手があるやつが片手しかないんで、中に入ったときに次につながることができないんで、そこで腐る。

→前に言いましたよね。片方がCOOH、もう片方がNH2で向きが逆でガチャンとやる。ところがスカトールはNH2の片手が無いんで分子結合が起こせない。

(参加者)普通の肥料袋に入っている時の見極め方はあるんですか?

→今、いったやり方ですね。袋を開けて田んぼと同じ状態にして3日間やるしかないですね。

(参加者)買ってくるしかないんですね。買う前の見極め方は無いんですね(笑)

→ある程度わかりますよ。積んである時にツンツンするのはやばいです。

(参加者)要するに目にしみるようなやつね。

→これが名前は発酵鶏糞だけど実際は乾燥鶏糞のやつ。

これですね。水抜いちゃっているんですよ。いつまでたっても大きくならなかったんです。なんでこうなったかというと。 

こうなんです。根腐れ。

(丸山)育苗の段階では悪くなかったんです。植えた後が悪すぎた。

→これが発酵鶏糞じゃなくて乾燥鶏糞。ガスが湧いちゃったので、仕方ないので水を抜いて、地面をひび割れさせて、ガスを抜いて。

ちゃんとやれば、、、

はい、真っ白。

(丸山)これでphどのぐらい?

→7ぐらいです。

茎もしっかり根っこも生えています。

これはうちの事例ですが、完全にワラ処理しています。石灰も苦土も入れていますが、左側の方は若干石灰と苦土が足りなかったです。あと鉄がちょっと。

(参加者)これ1反歩にどのぐらい入れているの?

→土壌分析。丸山さんに頼んで(笑)

(参加者)ちょうど稲刈り終わってから?

→はい、すぐです。ぼくらは稲刈りの2週間ぐらい前にもう土をとっちゃいますね。で、稲刈りが終わったらすぐ入れちゃう。ワラ処理の時間が短いので。出来るだけ早く。配布した資料に書いていますね。秋にバチルス、春に乳酸菌&酵母ですね。

まあ、大体そんなとこですね。

みなさん、大体やることやっているので、基本を忘れずにあとはやって下さいというところですね(笑)

関口さんのお米も頂きましたけど、透明度が高く、炊いて時間をおいても白くならず。つまり透明度が高い。普通、美味しく無いお米は炊いた後に時間が経つとどんどん白くなるんです。透明感が無い。関口さんのお米はものすごく冷えても透明感があって光っているので。まあ、単純に言うとお米の中にブドウ糖がつまっているので水がひかないで、お米が甘い。非常に良い米が出来ていました。

(丸山)要は炭水化物量がしっかりあって、緻密に入っているということ。

→そうです。要は乳白米、心白米というのは、基本的に白く見えるのはあそこにブドウ糖が入っていないので、からになっているので中からシュッと出てしまう。

酒米というのは中の身入りが悪いんですよね。本当はコシヒカリでしっかり甘いお米をつくって、それで酒を造った方が美味しいお酒が造れる。

(丸山)寺田本家さんは今、チャレンジしていますけど、コシヒカリとか普通のお米でお酒を造るというのをうやっている。

→どうしても心白米を使うと酒に酸味が出る。分子レベルにクエン酸が入ってしまう。ブドウ糖の一歩手前のクエン酸が入ってしまうので酸っぱくなっちゃう。心白があるお米は酒になりやすいんだけど、美味い酒にならない。しっかりした透明度があるパールライスのようなお米にしっかり菌を回した方が美味しいお酒になる。

→富山の方はそんな感じじゃ無いですか?

(参加者)今、温度の方がだいぶ関係があるんじゃないですか?

→根がやられてしまうんですよ。田んぼが温泉になってしまうんですよ。下の方では無く表面の根っこがダメになってしまうので。表面の根っこは分げつした外側のワラなんで、それがめちゃくちゃダメになると米が小さくなっちゃう。それでタンパク米になっちゃう。

で、芯の内側の最初に根っこが下にあるやつは良い米がとれるんですけど、網下が沢山出ちゃう。

(参加者)はい、そうなんです。特にこの2~3年特に。

→あとから分げつしたやつが全然米にならないんですよ。で、これどうしたらよいかというと、夕方に水を抜いて、夜の間に水を入れるしかないです。これしかない。

僕も新潟で指導しているときに、田んぼの真ん中辺の稲が無くなっちゃたんですよ。で、土とってもガスの臭いがしないし、おかしいなって。

で、長靴履いて5mぐらい行ったら中にいられなくなったんです。なんでかというと熱くて温泉みたいになっていて、温度測ったら62℃で。これでは残れるわけないなって。風吹かない谷でがんがん日が当たって、完全に稲が煮えちゃったんです。

「どうしたらいいでしょう?」と言われたんだけど「無理でしょ」って(笑)温泉にした方が良いでしょって(笑)だって煮えちゃっているから田んぼも全然臭わないんですよ。

でも、ちょっとやり方を変えて水を抜いちゃって下さいって。そうしたら面白い事が起きて。水を抜くと乾くでしょ?乾くと水ってどこから上がってきますか?

(関口さん)下から?

→下の水は温度は熱いですか低いですか?

(関口さん)熱くない。

→だから、稲が復活しちゃったんです。で、下から水がどんどん上がってきて冷たくなったんで根っこを張ったんで、それから夕方に水を抜いて水を入れ替えたら、そしたらね。だけど、真ん中の煮えちゃったやつはもうね(笑)手をつっこんだらやけどしそうになったんだもの。だからあり得ない温度なんです。

だから新潟は高温障害によって、3~5センチのところが大体50℃ぐらいに日中なるんです。田植えしてから分げつするまでとれない。

(関口さん)深水にしたら温度は大体安定するから大丈夫だよね。出来ないか?

→そうですね、水が無いですからね。お互いに水をとりあっているから水がどんどん温度上がっちゃうんです。富山みたいに冷たい水入れるのなら良いですけど、新潟は無いですからね。みんなぬるいんで。

なので、これからは恐らくジャポニカ種ではなくて、下手したら輸入米のあっち系になっちゃうんじゃなのかな、って。で、東北以北がジャポニカの主流になるのかな、って。

この栽培法を知らずにやっていたら、この被害は酷い。みんな網下増えちゃって。米割れちゃうんですよ。これ防ぐには石灰や苦土や水溶性炭水化物を供給して、さらに夕方に熱い水を抜く。あったかい水じゃ無いです、熱い水です(笑)

で、早く分げつさえ超えてしまえば、意外と水は温まらないです。だから最初にどれだけ早く分げつしてバンと葉を広げて日陰をつくっちゃうか。それが出来ないでクズグズやっているとやられちゃう。

あと、大苗植える方がいるじゃないですか。冷たい水をやっているところとか。これって、今の気候だと地面や水があまり冷たくないので、大苗を植えられちゃうと分げつがとれないんですよ。ということは、株は上は伸びるんですけど横の展開が無いから、空いたところは全部に陽があたるのでそれで温度が上がる。そうするとさっき行ったとおりの事が起きる。

大苗にすればするほど分げつがとれない。

(関口さん)最初は良いけどね。青々としていて。

→一番は直まきが一番とれるんです。直根が根を切らずに入っていくから、力が凄いんですよ。横の展開もとれるし。大苗を植えると上の水の蒸散が激しいから、根っこが表層しか張らないんです。その水の温度が高かったら致命傷です。まあ、あんまり苗を老化させるとかしないで下さい。この気候で苗の老化は最悪のパターンですから。どちらかというと早めに植えていった方が良い。

(参加者)具体的に葉でいうと?

→今、こちらは大体4.5ぐらい?

(関口さん)そこまでもっていけない。3.5~3.8ぐらい。4葉展開するまではバラ撒きではもっていけない。

→まあ、できれば3.5~4の間まではもっていきたいね。そうすると下の根っこをあんまり切らずに植えられるから、調子が良い。

(関口さん)今年は根の張りが良すぎて大変だった(笑)

→まあ、小さければ小さいほど良いですよ。

活着早くする方法がもう1つあるんです。アミノ酸肥あるでしょ?853みたいの。これを植える1日前に水と一緒にかけるんです。これ、ポイントですからね。2日と言っていないですからね(笑)大事になるんで(笑)1000リットルに対して200倍ぐらい。5kgぐらい。混ぜた水を1日前。

なにが起きるかというと、翌日に3~4センチ根っこが伸びるんです。ということは活着は?

(関口さん)最高だね。

→これ、2日前になってしまうと根っこが伸びちゃっているから田植えできないよ(笑)

(参加者)使い切っちゃうということですか?そのアミノ酸を。

→使い切っちゃうともう1回やりなおしです(笑)だからあんまり何発も出来ないから。心臓が弱っていたら一発カンフル剤を打つみたいにね(笑)

(参加者)植える直前は?

→植物というのは吸収してから細胞分裂をするので、吸収させる前まではじっとして置いておく。じゃないと田植えされちゃうと全部外に散っていってしまう。

これ、大失敗があって、これをやって3日置いちゃったんです。それで怒鳴り込んできて、根っこが出ちゃったから根っこが押しちゃって苗が浮いちゃったんです。で、ぽろぽろ落ちちゃってね。前日にして下さいね、と言ったんだけど、全部に撒いちゃったから、適期のものもあったけど、他は全部やり直し。そのぐらい太い根っこが出る。

だから順々にやってください。面倒くさいからといって一斉にやると大変なことが起きる(笑)

明日田植えをしない、という時はやめてね。12時間あれば十分なので、明日田植えするという夕方にやれば、活着が良いです。

(丸山)逆に無くて普通と思って、やれたらラッキーぐらいな感じで。

→そうです。そうすると根の張りが良くなって、分げつがそろう。早く根っこが下に入っちゃえば、高温障害は防げるんですが、ぐずぐずやっていると表層の根っこが高温障害にあって、そうすると葉っぱの外葉が茶色くなって溶けちゃう。

(関口さん)川上さんのところも凄いよね。1週間でうちもかなり伸びたよな。

→植え付けの時に鴨がネギをしょっている状態が一番良いんです。

(丸山)そういえば、短くて太い養分を貯めているやつっていう感じ。

→アミノ酸を吸収してから植えるのが凄い重要なんです。

あとはみなさんだいぶやっているので、僕が言うことはあまり無いんですが、この資料に書いてあるワラ処理、きちっとやって下さいね。

ただし、19.6.7の資料にちょっと書いてなかったのがカルシウムとマグネシウムの話。そこをちょっと付け足してもらえれば。土壌設計でカルシウムとマグネシウムはph6.5以上になるよう設計して下さい。

(丸山)去年が結構、収量がとれなかった?

(関口さん)この辺は去年は一般的にとれなかったね。台風の影響と低温もあったんだよね。6月の26~27日から20日間ぐらい太陽が出なかった。不稔も多かったしね。

(丸山)で、周りの人は普通の追肥のタイミングだったんで、追肥しちゃって、その後にカメムシが爆発したっていう面もある(笑)

→そりゃきますよ(笑)だって、養分の行き場所が無いのに窒素があるんですもの。カメムシさんは有り難うって(笑)

(関口さん)いや、本当に凄かったよね。

→窒素過剰というのは、過剰アミノ酸が作られるんで。昆虫みたいなものは生命時間が短いので、早く体を大きくしなくちゃいけないんです。体や肉体を作るのは人間もそうですけど肉なんです。人間は肉を食べて胃液で分解してアミノ酸にしているじゃないですか。なので、カメムシはぶすっと刺して吸うわけだから、肉を食うわけにはいかないから、アミノ酸が多いのを食べるんです。

アミノ酸というのは基本的に稲が分けつをしてワラを増やすときに必要な成分なんで。体を増やすときに。それなのに補肥の時にこれをやったんですよ。もう分げつ終わっているのに、肉の成分が入っているんですよ。だからカメムシ差し放題ですよね(笑)

(丸山)しかも通常アミノ酸ではなく圧縮形のアミノ酸。窒素が多くなっちゃっているアミノ酸なので、虫にとっては最高な、肉汁垂れているような(笑)

→そうですね、ましてや、化成肥料の尿素の硫安系をやると、細胞になる前のアミノ酸の滞留時間が長くなるんですよ。余計カメムシが出る。アミノ酸だったらすぐに細胞になっちゃうけど、尿素とかは、尿素に炭水化物がくっついてアミノ酸になるという行程が入るから凄い時間が長いんですよ。

アミノ酸はアミノ酸が入ったらすぐに細胞のタンパク質になっちゃうけど、尿素は長いから、これはもうカメムシさんがありがとうって(笑)

(関口さん)その時間って何日ぐらい?何時間ぐらい?

→大体、アミノ酸系だと2日ぐらいでタンパク質になっちゃう。

(丸山)それは曇天とか光があるかないかで全然変わっちゃう?

→そうそう。化成肥料だと照らないことには炭水化物が化成成分の窒素に対してくっつかないから、アミノ酸になっている時間が凄く長くなってしまう。もう1つはアミノ酸がくっついてタンパク質になる。脱水縮合が起きて。これ、照らないと水が出ないからくっつかない。ここでまた時間がかかる(笑)最悪のパターン(笑)

化成肥料を撒いている方は、稲が倒れたりカメムシがついたり最悪のパターンじゃないですか。米も大きくならない。だって、一回これから子どもを作るぞとやっている時にもう1回若返っちゃうんですから。そして籾が黄色く、茶色くならない。ずっと青くなっちゃう。

(関口さん)うち、直売所に米を持って行っているんですけど、うちのはコクゾウムシ出るんですよ。何ででしょう?

→他は殺虫剤を撒いているんでしょう。今、殺虫剤って何撒かれているか知っていますか?

(関口さん)とにかく、本穂まで吸収するやつだよね。

→そうです。だから食べたら虫が死ぬんですよ。今まではかかったら虫が死ぬ。今回のはネオニコチノイド系は体の中を取って玄米に入るんです。だからお米、あるいは茎をブスってやった奴らは、いちころ。だからかかるものではなく吸ったらアウトのやつなんです。

(丸山)しかも残効性がかなり長い。その後にふった普通の農薬が検出されないのに、その前のが検出される。

→だからこのネオニコチ系っていうのは、人間でいうと発達障害とかいろんなところにでている、神経系とか。

(丸山)国でもその害に調査があってやっと。

→農水省ではなく環境省が入って(笑)農水省は農薬メーカーとがんじがらめだから(笑)違うところからメス入れ。

だからコクゾウムシが湧いていないというのは、間違いなく農薬を使っていない、ということですよ。殺虫剤系を。

(関口さん)だけどお客は納得しないよな(笑)

→逆にいうとそれはちゃんと伝えた方が良いですよ。今の日本の99%の米はネオニコチノイドで汚染された米なんです。本当に危険なんです。玄米から白米にしたってダメなんです。分子が中に入っちゃっているから。

(関口さん)米袋の中に入れてると大丈夫なんですが、米びつの中に入れると湧いちゃうんだよね。

→それは美味しい甘い香りがするから(笑)ましてや毒素が無いわけだから。逆に言えば安心安全。今のお米は99%汚染されていますから。それも食する前に、収穫する前に農薬を撒いているから、米への移行率がものすごい高いんです。みなさん、それをやっていなければ虫が湧くかもしれないけど、それは正常なんです。

(丸山)お客さん、冷蔵庫の中に入れてね。ペットボトルに入れるようなのも売っていたりするんで。それを売りにして。他とは違います、ということを売りにするのがね。

→本当にそうですよ。このネオニコもそろそろ使用禁止になるから、これからみなさん大パニックですよ。

(丸山)かなり大パニックですよね。だってみなさん当たり前に使っているから。

→だってヨーロッパではほとんど禁止になっているからね。農水省じゃなくて環境省が指導したからね。これから逆にいうとそれが売りになる可能性がある。

(関口さん)虫が出なくちゃダメ(笑)

→お医者さんでネオニコを研究している先生と知り合いなんですけど、一番怖いのは、通常の虫に効く濃度よりさらに薄い濃度、つまり、人間がご飯を炊いたりすると薄くなるでしょ?それの方が毒素が強くなると言うんですよ。まじかよ!?って(笑)

で、妊婦が食べると受精卵が受精し分裂して脳が細胞分裂している時に食べちゃうと、発達障害が多発するんですよ。

(丸山)神経系に作用する形で、かつ、胎盤を通っちゃうそうです。そこで神経系を形成する時期に入っちゃうと、子どもさんの神経系の組織を作るときに不具合が生じてそれが影響してしまうっていう。

→動物系では実験してわかっているのに、人間ではならないって言っている。しゃれにならないよな~。

今ですね、実を言うと、住友化学とか三菱とかがうちに来ているんですよ。どうしてかというと、虫がつかない、病気にならないということで(笑)住友化学が熊本にきてやったら2俵増収して(笑)殺菌剤も殺虫剤も何も使わなくて何の問題も無く。

問題になったのは、若手の7人のチームでやったんですよ。野菜と米で。そうしたら全部成功しちゃったでしょ。当然、上層部がやってみろ、というのでやったんですが、これ3回やっているんです、つまり3年。また筑波の方もこれをやって虫がつかない、収量が伸びる。つまり肥料会社系と農薬会社系が実験をしている。こぞって作物を作る土作りからやらないと、次の方法は農薬じゃ無い、土作りだ、ってなっているんです。

(丸山)農薬を売るのが頭打ちになりそうだからって。

→そう。

この方、片倉コープといって筑波ですが、主任研究員さんです。

これ実はうちの社団法人のホームページなんですけど。さっきの筑波でやった実験です。

先日やった太陽熱処理の効果レポートやります、って書いてある。

鈴木さんがやっているけど、全然入らない。棒が曲がるぐらいって言っている。

で、これはワラをさっきの水溶性炭水化物にして、酵母菌を働かせているんです。

棒が深くまで刺さる。ということは、稲の根っこもブワーって生えているんです。

で、これがどのぐらいの差になっているか、っていうのをレポートしたのがこれ。栽培試験したんです。

「先日、太陽熱したところとしないところの比較です。両方、老化苗を使ったんですが、これだけの差が出ました。

(丸山)ワラ処理以外は全く同じということですか?

→基本は一緒です。

ワラ処理をして土の中で発酵現象を起こすとこうなる。で、農薬メーカー、肥料メーカー、みんなこぞってこれを実験しているんです。なので、農薬を開発するよりも、みなさん土作りの方に入っています。面白いね(笑)

毎年、住友化学の重役が、毎年、東京の本社でやるんですよ。必ず社長も出てきて。

(丸山)本腰入れて(笑)。

→7人の若手の実験が3年連続実験して無農薬で成功しちゃった。農薬が無いと作物は出来ないと思い込んでいた化学薬品メーカーが、「いや、そんなことない」ってやっちゃったから。こうやって片倉はやっちゃっているので、みんなもうこぞってこっちに来ている。

逆に先行している人はどれだけ早く逃げ切ってマーケットを作るか(笑)

(関口さん)まあそうだね。ついてくる人がいれば良いけど(笑)

→今、面白いことがあるんですよ。実は今度、うちのジャパンバイオファームの名前が変わります。バイオロジカルファーミングといって、こういう事をやる会社にする。明確に公式化しました。

さっき言った根を深く張らせる方法ですね。普通だったら面積を倍にしないと収量は倍にならないのを、縦でやりますよ。

で、農産と水産と林産をやる予定です。

今、丸山さんがやっているのは土壌分析。設計。ウエブ上で出来るんです。

あとは生産管理。どこをどういう作業工程でやっているか。あと、自分の工程の中で、人と比べたらこの工程がえらく時間がかかっている、なんで?比較管理。あとは更新が出来たときはこのソフトでタブレットもって指示が出せる。あとはBtoBのマーケット。

あとはこれなんですよ。

今、1000人の自衛隊が30歳になったとき、実は試験があるんですよ。何人ぐらい通れる?

16歳ぐらいで入隊して30歳担ったとき、100人しか通れない。残りの人は再就職。そして55歳になったら定年なんです。ばりばりに体鍛えていて、下手すると30歳で9割退職。自衛隊をSelf Dfence、でSD。ここにFarmをつけてSDFarmerを作ろうと。大体、地方出身者が多いので、体力もあるし。地主さんは社長で法人を作って、自分で技術指導しながらやっていく。

(丸山)自衛隊の方々は再就職活動を結構やられている。国からすると再就職の道をなだらかにするためにも、こういった勉強をカリキュラムに入れて、退役する方は、次の職に入りやすい。かつ、国のためになれる。

→有事の時は常に体を鍛えていますから。

実際に、我々の生産者の中で、自衛隊の息子さんがいらっしゃって、大谷さんという方なんですけど、北朝鮮から飛んでくるミサイルの迎撃のコンピューターエンジニアリングの主任だった方なんです。

大谷さんが銀行を退職して農業を継いで、あまりにもお父さんが儲けているんで、自衛隊を辞めてやりたいと。しかしそういった任務があるから止められない。なので4年かけて後輩を育ててやっと辞めて、それから2年目で4000万の家を建てちゃった。どういうことかというと、相当儲けている(笑)

大谷さんが約束したらしいんです、「この山はお前がやれ。お前が稼いだ分は全部お前のものだ」って。約1/3の面積を分けたらしんです。

息子さんは自衛隊で体を鍛えているので、モノレールを走らせながら、片手で20kgの袋を2つ、両手で80kgをそのモノレールとほぼ同じスピードで上に持って行くんです。単純に仕事が早いんです。その売り上げが年間6000万。4000万の家が2年で余裕で建つんです。

そこに自衛隊の後輩や友達が来るわけですよ。それで稼ぐのを見て「うちもやりたいな」と(笑)

なので、どうにかしてSDFarmerを実現してくれないか、って頼まれたんですよ(笑)

自分たちは技術は無いけど指示通りは動く。自衛隊は農業に一番向いているんじゃないか、と。

ポイントなのは、農業をやっている人たちばかりじゃないから、いきなり飛び込んでも地域の人たちは土地を貸さないんですよ。でも、よく考えたら、その土地の人が面積を拡大しながらワーカーとして外国人では無くてこの人達をいれたら、とんでもない事になりますよ。命令は聞きますから。

今、防衛省と話をしているんです。

なので、単純に言えば30歳で外に出ざるを得なかった90%の人が、ちゃんと自衛隊の息のかかったファームですよね。そこでちゃんと訓練しながら、食糧増産。

今、コロナで輸入がやりにくくなった。特に穀類が。大豆もダメ、トウモロコシもダメ。これからえらいことになる。そのとき、米不足が来る。

でも、みなさん年がいっているので面積がやばくなってくる(笑)

ここでも100ヘクタールやっている人がいますよね?

(丸山)横田さん。でかいですよね。

→でも利益がね。ポイントは、出来れば農薬がかかっていない、そして美味しい。それを世間が求めちゃっているから、技術はこっち系。向こうは多収穫を大面積でやろうとしているけど、なかなか利益が出ない。僕らも試算したんです。1反お米を作るのにどれだけかかります?経費で?機械の償却も入れてですよ。

(関口さん)機械まで入れたら大変だよ。

→試算したんですよ、徳島で農協に頼んで。そうしたら30kgの買い取りが大体6000円ぐらいかかっているんですよ。だから1俵で12000円ぐらい。で、大体これが7.5~8俵。で、売り上げが10万ちょっと。で経費を機械の償却を入れたら9.6万ぐらい。

1反で利益1万出ない(笑)

(関口さん)働いている人は手間無しだもん。

→何のためにやっているのかといったら、農協に払う機械の償却のため(笑)

(関口さん)酒飲んでたばこ吸ったら終わり(笑)

→で、おんなじところで、さっきの西田さんという人が実際にお米のやり方やって、大体12俵ぐらいとれるようになったんです。そうしたら現場では1万円ぐらいしかなかった利益が8万円になった。それでみんなそっちに変わっちゃった。

ただ問題が出たのは、美味しい米が出来ちゃったんで、個販が増えて農協の供出米が80から90ぐらいあったのが大体35ぐらいになっちゃった(笑)

みんな60kg2万円以上で売っているから、農協に誰も持ってこなくなっちゃった。で、西野さんという農協の職員に聞いたら「答えずらいけど俺は1俵ももっていっていないよ」って(笑)5町歩やって。

まあ、それで良いって組合長がいっているんで。もうけは銀行というか金融関係で出すから。かえって農協は買い取り6000円ぐらいじゃないと一気に渡せないそうなんですよ。3000渡せれば良いそうで、あとは年をまたいじゃうので、あとはその金をどうするか、農協中金だけで金利を絞られるので、農協にお米を持ってこられるとかえって困るそうなんです。ましてやこの値下がりが大きい中で。だから個販で売れるようだったらやってもらって良い。

なので、この自衛隊の頼まれているので、関口さん、就職先、宜しくお願い致します(笑)

(関口さん)(笑)

→化け物ですから、あの人達。僕もたまたま大谷さんのところに行った時、息子さんがいたんですが、モノレールがウィーンと登っている時に播種機をもって走っているんですよ!化け物ですよ。訓練だって(笑)どSですよ。

毎年4000万ぐらい利益をとっているから、後輩達は目の色変えている。ミサイル迎撃やっている人たち全員入ったらね。

(丸山)国としては本来の国力という意味では、ちゃんと土を作ってちゃんと食料を確保して、その食料が国民の健康に依存しているっていう意味では、それが一番の基盤のはずなんですよね。それを国が気づいてくれれば、もっとね、こういった農業の方に向いてくれるのかな、と。

→そうだね。

意外とね、コンピューター系の人は体動かないけど、現場バリバリの人が地域に散って農業をやってくれると良い環境なのかなって。

どちらにしても安かろう悪かろうはこれからはダメなので、良いのかな、と思う。

ということで、申し訳ないけど、お米の方は秋からが始まりですので、秋からphをそろえて足並みそろえて納豆菌そろえてちゃんとやって下さい(笑)

(丸山)そういう意味では、さっき言っていた、途中になっちゃった、収量が悪かったという部分があってか、分析した中では、マグネシウムの減りが、例年もそこそこ減っているんですが、今回は減りが弱かったというのがあって、今年は少し抑制した形で整理してもらって、っていうふうで。

(関口さん)この辺は本当に7俵から7俵以下もあったし、本当にとれなかった。

(丸山)そういう意味では、とれないと苦土の消費量も減りますし。

→吸わない。蒸散しないと吸わない。で、関口さん達はとれなかったにしろ、どのぐらいだったんですか?

(関口さん)本当に良くなかったよ。7俵半ぐらいじゃないかな、平均。

(参加者)地域性じゃ無いかな。龍ケ崎の。最高に取れた年って?

(関口さん)10俵はいっていたよね。

(参加者)そのぐらいの地力はあったということだよね。

→地力っていうのは、ワラとかの分解物なんですよ。だからきちっとワラを分解していると天気が悪くても収量は落ちないんですよ。

(関口さん)やっているんだけど、やっぱり天候もあったんだと思うけど。不稔だったんじゃないかな。だって稲が立っているんだもの。で、下をこう抜いてみるとやっぱり。

→中に入っていないんですよね?時期が早すぎたんじゃ無くて花粉がつかなかったんですよね?

(関口さん)そうだと思う。

(参加者)強風だったんだよ。ちょうど花粉の時期にやられちゃったんだよ。

→それがなかったら大もうけだったんですね。

(参加者)地域性だよ。

(関口さん)それでここ3年ぐらい水を張っていたんだけど、根もいくらか出来たから、今年はちょっと水を切ってやったら。

(丸山)最近、少し微調整が必要かな、と思うのが、水切りの度合い。ガンガンに割れるぐらいの切り方もあれば、ひたひたでもそれは水を切っているよ、という言葉でも人によっても環境によっても差がある。

窒素でもあって、果樹勉強会でも去年あったように、窒素を切ることによって花芽がというと、生産者は窒素が切れたらもう木がいっちゃうじゃない、って感覚の捉え方をするので、水を切るとか窒素を切るとかそういうところを微調整しないと、その場ではうんうん言いながら2~3歩引いている。

この辺では関口さんの方では水を切るというのはどの程度を切ると?

(関口さん)大体3日ぐらい。

→ではヒビは入らないよね。

(関口さん)入らない。端っこにちょこっと入るぐらい。

(参加者)3日程度なら水を入れたらすぐに足が入るだろ?

(関口さん)おう、そこはもう満開だよ。

(丸山)下手すると一般栽培の方でガンガン水を通常切っている方が入ってきて、今の話の水切りの話を聞くと、「うわ、ガンガン切るんだ」って、とらえがちになっちゃう(笑)

そこら辺は違うんだよね、という話を通しておかないと結構危険になる。

→水を切ると間違いなくタンパク米になる。

(丸山)根が切れるから水も吸えなくなるし。で、下手に窒素量が残っていたら硝酸化してまた吸われるという最悪の状態になるんで。

→面白いですよ、農協では水を切らないで、という指導をしているんですよ。

(関口さん)だって酷いよ、俺の所は。昨日のも「今日も水いんのか?」って。当たり前だろって。今日、勉強会あるから出ろ、って言ったら、「私はそこまで勉強する必要は無い」って(笑)

→でも、根腐れしている人は切らないとダメですね。根が傷んでいる人は切らないとダメ。だから、ちゃんとやっている人は切っちゃダメなんですよ。やっていない人は切るしかない(笑)どっちをとっても正しい(笑)

(関口さん)水をいれなければパイプラインだから。凄い人がいる、バリバリで。あれどうするんだろう、っていう人がいる。

→まあ、コンバインが沈まないようにね。

(関口さん)何のために乾かすのか、というとコンバイン入れるためだ、というのでもう言うのを止めた(笑)

→ちなみに良いお米が売れるのは悪い米があるからですよ(笑)まずいからこっちが美味しいとなるんです(笑)

だってそういう人にいくら言ってもダメ。その米を作ってもらって価値を下げてもらう(笑)

→徳島なんて逆にみんな水を切らないから、水が足りないって大騒ぎになって。

県の人が「なんでそんなに水の量が増えたんだ?」って言うんで、「水があると根が腐らないから水を入れておくと良いお米が出来る」って説明したら、品評会やっていたら水を切っていないところがみんな上位になっているのでわかる。

(丸山)徳島の水切りはどのぐらい?

→いや、昔はバリバリに完全に割っていた。今は水を切らないから。本当に切らない。ずっと水がある。最後の最後になって減らす。

(丸山)土質が違うから。

→砂地のところは締まりやすい。だからコンバインが入りやすい。粘土のところでふかしちゃうとサラサラになっちゃうからこれは最後の仕上げの時に早めに水を切っている。

(丸山)まあその分、木が出来ていれば水分引き上げが早いからその分乾きも早い。

→面白いのは下から乾いていく。上からじゃ無くて。

(丸山)上がふわふわと思っても下が固まっているから。

(参加者)中干しはしているんですか?

→していない。農協の指導に「中干しはするな。美味しいお米が出来ない」と書いてある。前はしろと書いてあったのに。

(参加者)最後の水切りはどのぐらい?

→早い人で1週間、長い人は10日間。粘土でねばつくところの人は早め。

(関口さん)そこまで水きていないべ(笑)

(参加者)いや9月の2週目までは来ているよ。

(関口さん)お!?うちらの方は早いぞ。23日。

→早めに水を切られるとお米は美味しくなくなっちゃう。

稲がバリバリついていると、あっという間に水が無くなっちゃうでしょ?

(関口さん)最後、穂が出る頃は結構吸われるんだけど、登熟始まってくるとあんまり吸わないね。

→デンプン作っているときはどんどん吸うから。でも粒が入り始めるとね、水がいらなくなる。逆にそこまで水を入れちゃうとコンバインがね(笑)

(関口さん)昨年、早生を作ったところは止め葉が立たなかったんですよ。だからたぶん根の張りがおかしかったのかな、と。

→根っこの勢いがないからそうなる。下がだら~としていると上もだら~っとなる。止め葉がだら~というのは無い。

(丸山)何が原因なんですかね?

(関口さん)う~ん、根っこが伸びなかったんじゃない。今年は違うよ(笑)去年は窒素が少なかったから。

→今年って凄くないですか?長野はかけ布団がまだ冬布団なんですよ。7月なのに雪が絶対無い時に雪があるんですよ。駒ヶ岳に雪が消えたら田植えするのに、ある。おかしい。

(参加者)この間、梨農家がダメだ、って言っていた。

→富山はどうですか?

(参加者)暑いですね。順調といえば順調。雪解けは早いね。

→逆ですね。

(参加者)私どもの山は雪が消えたら模様がでるんですが、半月は雪が溶けるのが早い。

→雪溶けが早かったらそのあと温度はずっと高いんですか?

(参加者)一時期寒かったときはあったけど、ずっと高めですよね。今年は雪が全く降らなくて0でしたから。

(関口さん)北陸の方は風はそんなに吹かないね。鈴木さんちの方、静岡千葉茨城は本当に風が強い。

(参加者)穂を分げつするときの風が一番ききますよ。出てきた時に風でやられちゃって、穂が全部真っ黒けに。

→一番やわらかい時にやられちゃうんですよ。それは全地域そうですか?

(参加者)隣の地域もそう。

→そうなると積み重なった冷害じゃなくて、一瞬だったんですね?

(参加者)そう。だから品種によってコシヒカリとあきたこまちであれば、遅れたあきたの方は良かったんだけど、こしひかりはダメでしたね。

→まあ、花芽の時に強い風が吹くとどんな作物もダメですからね。

(参加者)中干しして根の張り具合はやらなくちゃいけないんだよ。倒れないように。その判断は?

→やっぱり抜いてみて。下が無くて横ばかりだったら危ないですね。

(参加者)自己判断だね、やっぱり。

→1株抜けばもう大体わかる。

あとみなさん、質問はありますか?

(関口さん)今年も葉面散布をやりたいんだけど、一番やって良い時期は穂の出る前?

→穂が出てからはやめた方が良い。どういう葉面散布か、にもよるんですけど。

(関口さん)ペプチドとかニガリとか。

→ニガリはOKです。ペプチドは穂が出る前。というのは、あれはカビを増やすんですよ。

(丸山)エサになっちゃう。

→穂にいろんな病気がついちゃう。ニガリはミネラルですから。ペプチドは穂の出る前。穂が出た後に有機を撒くのは危険です。

(関口さん)ニガリは1000倍ぐらい?

→そうですね。まあ、ニガリって稲は葉っぱから吸収あんまりしないんですよ。だからもっとかけて大丈夫です。というのは、稲の表面にとげがでているんで浮いちゃうんですよ。だから吸収されず、落ちてから根っこから吸われるのが多い。葉っぱにやっても白い結晶になっちゃう。乾いて。

(関口さん)葉っぱが赤いところはオーガニック溶かして葉面散布したら?

→浮いちゃう(笑)ダメ(笑)稲は結構、葉面散布は効かないんです。化成肥料をやってトゲの少ない人は吸えるんです。みなさんのように手が切れるよう稲は全然効かないです。

(参加者)夕方でもダメですか?

→だめです。バリバリの稲の人は全くだめです。

(関口さん)ただやっているだけで意味ないんだ(笑)労力使うだけ(笑)

(丸山)逆に赤い葉っぱになっている木の要因は?

(関口さん)やっぱり前からやっているのと、ニガリは塩分だし、マグネシウムもやっているから、味も変わるんじゃないかなって、思いつつ。

→あのね、九州ではニガリの葉面散布ではなくてフレークのものを肥料として撒いているんです。本当は肥料としては塩化マグネシウムとしては登録出来ないんだけど、それでも撒くことは問題ないんで。

(関口さん)去年までやっていたんだけど、今年はニガリにしようかな、と。

→ニガリの方がせいぜい10%ぐらいで、残りの90%は水なんです。それを薄めて撒くからほとんど効果は無いんです。

(関口さん)効果無い?

→そう(笑)お米の場合には粒を撒いた方が良い。圧倒的に違う。カメムシすら湧かなくなった。ただし、撒いた後の稲に入っていくと本当に切れるって。まあ、非常に害虫には強くなるし、食味は上がる。それがだいたいニガリを15~20kg。液体じゃ無いですよ、フレーク。

(関口さん)マイナス20日頃。大体、今頃。

(丸山)フレーク、結構、振りにくいんですよね。肥料の形はしていない。

→あれはもともと豆腐用なので。肥料の形はしていない。

僕らもニガリを肥料登録しようと農水に働きかけたんだけど、実績が無いからダメ、って。でも塩化カリウムがあるからと言っても、「実績が無いから」って。使っている人いますよって。

液体にして葉面散布は良いけどなんで肥料はだめなの?って。そしたら「固形物を撒かれるのはダメなんです」って、わけわからない。

まあ、塩化マグネシウムは20~25日ぐらいに撒くと良い。食味も上がるし稲もカメムシが増えない。水溶性炭水化物が増えるんで。なので我々は肥料としては販売できないんですよ。肥料屋さんは扱えないんです。

(参加者)融雪剤では?

→融雪剤はカルシウム。

(丸山)塩マグのもあった。

→塩マグのもあったの?それだったら良いです。一番安いのは絶対融雪剤。豆腐屋さんのは3倍ぐらい。まあ、若干中身は違うけどね。豆腐屋さんのは衛生状態が違うけど、融雪剤のは砂が入っているけどね。ただ、関係無いね(笑)

申し訳ないけど、肥料会社は塩化マグネシウムは販売できないので。違法になっちゃうので。

お米作るのにニガリは必須だと思って下さい。だって品評会で上位の人達みんな使っている。書いていないけどみんなつかっている(笑)海藻とニガリは書いていないんです。

(関口さん)葉面散布にアルギンゴールドは?

→良いです。あれは海藻自体がピタっとくっつくから吸収します。ただし夕方。朝では乾いちゃうから夕方。

(関口さん)曇天の日でも?

→そう。水を吸うでしょ、すると気孔が止まって水が上がるでしょ、すると中が薄まっってくれる。それが乾いちゃうと濃いやつが入るとやばいから。出来るだけ夕方の日が落ちる前。そうすると体中をかけめぐる。

あとは大丈夫でしょうか?

(関口さん)鈴木さんの稲はもう本穂が遮光期に入っている。

→えっ?

(参加者)あの、あきたこまちを自分が食べたいので静岡で作っている。3月26、27日に植えて今月の下旬に稲刈り。

→それが美味しかったら売れますね(笑)

(参加者)2反しかやっていない。

→今回が初めてですか?

(参加者)これで3回目。

→味はどうですか?

(参加者)試食会して本場のあきたこまちより美味しい。

→あきたこまち、暑いところで作ってぼそぼそになってしまりが悪い米にならないですか?

(参加者)大丈夫。

→じゃあ、作り方ですね。静岡であきたこまち出されたら秋田の人、困りますね。2ヶ月半ぐらい違いますものね。

(参加者)田植えも3月のお彼岸過ぎからですからね。

(参加者)先ほどの徳島で何のお米を作っているんですか?

→コシヒカリです。高温障害で出来ないんじゃないか、って言われていたんです。全然大丈夫。

(参加者)それは栽培の仕方だから?

→そう(笑)コシヒカリで最後に水を切ったら最悪のパターンになりますよね。

この8,9月にこの名前に変わります。そして先ほどいったSDFといったフランチャイズを考えています。

で、NTTとかも出資してくれます。

(関口さん)ローソン、セブンイレブンも入っているの?

→今日、セブンと交渉しています。

ローソンは野菜を始めているんですが、セブンが後追いで始めようとしている。そこに私たちの野菜の流通が出来ないか。そこにお米も販売しようと考えている。

みなさんはどのぐらいで販売したいですか?白米、袋詰めなら。

(参加者)1俵2万円でしょ。

→3kgとか。

(参加者)小分けにするわけでしょ?

(関口さん)精米すると54kgだから。

→彼らは安売りはしない。ローソンには負けたくない。

(関口さん)セブンは大量だから大変だよね。

→でも、そんなに良いのがちまたにあるわけはないから、まずは実験で。

(関口さん)kg600円ぐらいの設定でもっていったらどうでしょ?卸価格で。安くは誰でも出来るから。

→わかりました。交渉に入ります。野菜はリスト出してくれ、と言われているので。

たぶん、セブンだったら2kg2000円で売ると思いますよ。美味しいお米になっちゃうと他は食べられなくなっちゃうから。あそこはミネラルウォーターがあるから、それと一緒に炊いて下さいって。

(参加者)農家が欲しい価格を提示しないとね。

→僕から提案は上げているので。アルカリ水、ミネラルウォーターで、硬水はダメ。それで炊くと美味しいですよ、という提案をしてもらう。酸性とか入れると米が固くなっちゃう。

たぶん、試験的にOKだったら、相当生産しないと東京だけでも相当な量が出る。

オイシックスや大地のお客さんをコンビニが狙い始めたんです。

コンビニの過当競争でそこから突き抜けるには、オイシックスのカテゴリーの商品を出さなくちゃいけない。逆にいうとまっとうな話ですよね。

逆にチャンスなんです。そのチャンスにのらないとね。乗った後が怖いんです。量が足りないんで。

コンビニの過当競争で、らでぃしゅやオイシックスのカテゴリーに入らないと顧客は増やせないので、そっち系の動きが出ている。

ちらっと聞いたんだけど、今後、ファミマの横に何坪かの冷蔵庫を置いて、それを消費者が持って帰るというサービスを始めた。

(丸山)前、ローソンがらでぃっしゅを買った時の話で、それがやっと。ついで買いを含めて、地域貢献を含めて。

(関口さん)そうしたらカット野菜が売れるんじゃないの?

→オイシックスなんてカット野菜だからね。普通の野菜もカット野菜もあるので、今回話が来た。とんでも無い栄養価が高い野菜がある。原料が違うということを伝えないと突き抜けない。そこでしか差別化が出来ない。

物が違う、で、我々はお米でもこの検査をやっているんで。セブンもこれをやりたい。

デリカフーズは10年来やってきているんですが、我々のを入れると平均値が変わるので、外して下さいってなっている(笑)

ものすごい栄養価が高いものが出来るようになったので。

パウダーにしてサプリにして、アスリート、お医者さん、コンピューター系はウツの人が多くて、まあ栄養不足なんですよ。

それをこういう形で上乗せ認証して、足し算の認証をして。

で、面白いのは、人参は可食部分は下じゃ無いですか。でも葉っぱは5倍ぐらい栄養素がある。

で、ベースはヨモギなんですよ。田んぼでヨモギを作るんです。地主さんにダメと言われたら水を入れれば一瞬でね(笑)畑でやったら殺される(笑)

面白いのは、田んぼで水切りをやるとヨモギが良く育つんです。田んぼって鉄とかマンガンが多いでしょ?薬効成分が土手に生えているヨモギに比べても桁違いに凄いんです。

そして、稲の出穂前のものを刈ってパウダーにすると、膝を治すケイ酸という成分が凄いんです。

サプリメント業界が1兆円。その牙城にこれを食い込ませようと。

なので、是非、ブロッコリーとれたら葉っぱ捨てないで。花蕾よりこっちの方が栄養がある(笑)

田んぼでとれた赤しそも凄い栄養がある。人参はね、葉っぱは捨てるから。稲は減反でね、ちょっと青刈りで(笑)可溶性ケイ酸というのが。それを乾かしてパウダーにする。真空乾燥、60℃以下で乾燥させる。

生産者はもういて、400人分ぐらいのサンプルは作れるんですよ。

で、もしこれが上手くいったら、サプリメントの会社を作って生産者に出資をつのって、利益還元する。原料は安くなるけど、株主還元をしてもうけは生産者に返していく。

原料としてkg500円だったのがサプリだとkg1万円で20倍になる。そこで利益還元した方が明らかに良い。

どっちにしろ、良い物を集めることが絶対必要なので、生産者の協力は絶対必要なんですよ。

実際、お医者さんで低体温だったのが体がぽかぽかしてきた、とか。ガン予防とか。今、一番足りないネラルが鉄とマンガンと亜鉛。貧血になっている。亜鉛があればコロナのイボイボはつかないんですよ。

(丸山)それが日本人がかかりずらいところ。

→そうですね、海藻とか貝とか。

(参加者)サプリメントで亜鉛あるものね。

(丸山)売っているのは裸で売っているから、あれをとってどうなるのって。機能するのか逆に負荷がかかるのかって。

→胃焼けします(笑)

(丸山)それをとるぐらいに弱っていたら、その能力さえ弱い。

→葉酸というのがあるんです。青い物を入れたら葉酸が増えると思ったら、化学肥料で作っているから葉酸、酸が無いんです(笑)

葉酸含有量が多かったのはヨモギだったんです。

特に増結が強くてね。女性にとって一番大事なものですからね。頑張ります。上手くいったらみなさんにヨモギの地下茎もって来ますから(笑)

【最近の畑の様子)

R20419。山武市春人参圃場風景。

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